[Momonga-devel.ja:00455] Re: 次期 HCL について


むらけんです.

# 振ったな...

In message <20020917.001705.74733763.shige@xxxxxxxxxxxxx> at Tue, 17 Sep 2002 00:17:05 +0900 (JST),
山下 繁行 <shige@xxxxxxxxxxxxx> wrote:
> Ruby知らない,山下です.
> お手伝い歓迎致します.(笑)

Ruby 知ってますが、PHP 使いたくないです(爆
お手伝いできないですが、激しく期待してます.

> > 私はデータはRBDに入れて、出力がXML(にもできる)という
> > 形がいいと思います。XMLで出力するとXSLTを使って、いろいろ
> > な形式に変換とか、もっと凝るならDocBook形式でも出力してし
> > まうとか。
> 
> えと,出力に関しては,RDBから読み出して後でどうにでも加工できると思い
> ます.
> 
> ということで,私自身は データの保存についてはRDBでいいのではないかなと
> 考えています.

えーと,まず,上の

    もっと凝るならDocBook形式でも出力してしまうとか。

というのが,どこが凝ってるのかわからないのですが,本末転倒です
ね.

DocBook というのは,名前からも想像が付くと思いますが,技術論文
などの章構成になる文書を記述するのに特化した DTD を用いる XML
Application です.

ですから,もし HCL のデータを XML ファイルにエクスポートするな
ら,HCL を記述するのに特化した DTD を探す,もしくは作るべきで
しょう.

DocBook の形式で出力するという事は,HCL が持つスキーマが失われ
てしまう事になるので,せっかく XML 形式でエクスポートしている
のに,使えない情報を作っているにすぎません.

次に,

> その点,IRCでむらけんさんがXMLでやると可能性が広がると仰ってましたので,
> 詳細な説明を望みたいところです.

現状では,データベースに保持されているデータを XML ファイルで
出力すれば,誰でも使えるようになります.要素や属性の名称をわか
りやすく設計した DTD を作れれば,HTML を読める人なら,それだけ
で価値のある情報になり得ます.また,C,C++,Java,Perl,Python,
Ruby などの言語のどれかひとつでも使える人であれば,XML を扱う
アプリケーションが書ける世の中なので,HCL で溜めたデータを使え
る場所が広がる事になるでしょう.

> Linux全般的なハードウェア互換性情報というのは 羽根氏のところや
> http://lhd.datapower.com/ などで行われているので,momonga projectでそ
> れをやることに意義があるのかどうか.

momonga project で集めた HCL のデータが,適切な DTD と一緒に 
XML で公開できれば,インポートしてくれるかもしれません.

そんな感じで,可能性が広がると言いました.

DTD の設計くらいなら,手伝えると思うので,その時が来たら教えて
ください.

-- 
1024D/2A3FDBE6 2001-08-26 Kenta MURATA (MURAKEN) <muraken2@xxxxxxxxx>
Key fingerprint = 622A 61D3 280F 4991 4833  5724 8E2D C5E1 2A3F DBE6