[Momonga-devel.ja:00829] Re: [予告] perl-5.8.0
- From: Kazuhiko <kazuhiko@xxxxxxxxxx>
- Date: Sat, 23 Nov 2002 01:36:01 +0900
かずひこです。
At Fri, 22 Nov 2002 22:56:31 +0900,
Kazuhiko wrote:
> > この書式の変更って、configureに--prefix=%{buildroot}/usrをいれるのと同
> > じカオリがします。Makefileを作成する時にBuildRootまわりのオプションを
> > いれると、作成するアプリがBuildRootの断片を取り込んでしまう可能性があ
> > るんじゃないかなぁ、といったものです。
>
> そうですね。そういう危惧はあります。
デフォルトのままでも
perl Makefile.PL
make install PERL_INSTALL_ROOT=%{buildroot}
という技が使えることが判明しました。これなら spec の書き換えは必要ですが、
十分美しい解だと思うので、よしとしましょう。
> > 1. db2 が古いせいかどうか、perl(DB_File) がビルドされない。
>
> これは、どうも Configure スクリプトの挙動があやしいようで、ちょっと調べ
> てみます。これもできることなら直したいと思います。
ちゃんとビルドできました。perl(DB_File) を必要とするものもそのまま使えま
す。
> > 2. man3 の置場所が /usr/lib/perl5/man/man3 から /usr/share/man/man3 に
> > 移っている。
>
> これは、Configure の引数でどうとでもなりそう。spec の書き換えを最小限に
> する、という意味では、以前の Momonga のものとあわせておいたほうがよさそ
> うですね。
perl-5.8.0 で perl Makefile.PL とやって生成される Makefile では
INSTALLMAN3DIR = /usr/lib/perl5/man/man3
INSTALLSITEMAN3DIR = /usr/share/man/man3
のようになっており、Configure の引数でいじれるのは前者のようです。
でもまあ、fhs 的には /usr/share/man/man3 で統一だろう、という気もします
ので、前言撤回して全て /usr/share/man 以下に配置されるようにしたいと思い
ます。いかがでしょう?
あとは、thread enable にしているために
/usr/lib/perl5/5.8.0/i586-linux-thread-multi
なんていう長いディレクトリ名になっていますが、これを従来のように
/usr/lib/perl5/5.8.0/i586-linux
にするか、はたまた thread disable にするか、なども検討の余地ありです。
そのあたりが解決したら、あとはこまごまあたっているパッチの取捨選択をした
ら、落ち着きそうです。
というわけで、引き続きご意見募集中であります。
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