[Momonga-devel.ja:00821] [予告] perl-5.8.0


かずひこです。

近日中に perl-5.8.0 にアップデートする予定です。rpm -e --test perl とし
て文句をいうパッケージは、基本的にすべてリビルドが必要になりそうです。

rawhide の spec を参考にいじっているのですが、いくつか出そうな変更点があ
ります。

1. db2 が古いせいかどうか、perl(DB_File) がビルドされない。

気づいた範囲では、jdresolve と namazu の wwwoffle 用フィルタが
perl(DB_File) を使っています。前者は対処済みでテスト済み。後者はなんとな
く対処したつもりだけど未テスト。

2. man3 の置場所が /usr/lib/perl5/man/man3 から /usr/share/man/man3 に移っ
ている。

個人的には /usr/share/man/man3 の方がいいと思っているし、どうせ spec
file 書き換えるからまあいいかな、と思います。

3. spec file の書き方の作法が変わりそう。

今私の手元で準備中の perl パッケージだと、従来の perl-*.spec などで、

%build
perl Makefile.PL
make

%install
make PREFIX=%{buildroot}/usr install

としていたものを、

%build
perl Makefile.PL PREFIX=%{buildroot}/usr
make

%install
make install

とする必要があります。/usr/lib/perl5/*/ExtUtils/MakeMaker.pm あたりをい
じれば、従来のままの書式でいけるようになるような気もしますが、このあたり
も redhat にあわせておけばいいかな、と思っています。

(ちなみに rawhide のものでは
CFLAGS="$RPM_OPT_FLAGS" perl Makefile.PL PREFIX=$RPM_BUILD_ROOT/usr INSTALLDIRS=vendor
make
みたいにしていましたが、INSTALLDIRS=vendor は、ちょっと抵抗があります)

なにか感想やアドバイスなどがあれば、お早めにお願いします。
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かずひこ@...
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