ここでは X-Chat のウィンドウやボタンの機能について説明していきます。
図 1. X-Chat のメインウィンドウ
各メニューが並びます。
X-Chat の各機能がグループ化されています。
中心にトピックエリアを挟み、各種ボタンが並びます。
トピックエリアの左横のボタンで、各タブに対して次の操作ができます。
タブを閉じます。タブがひとつだけのときにこのボタンを押すと、X-Chat を終了します。 基本的に、メニューの
-> を選択した場合と同じ操作です。複数のタブがある場合は、すでに開いているタブを別ウィンドウとして独立させます。
複数のタブがある場合は、タブの位置を右にずらします。
複数のタブがある場合は、タブの位置を左にずらします。
そのチャンネルのトピックが表示されます。
オペレータ権限がある時に、チャンネルに対する IRC コマンドをボタンで設定/解除できます。 このボタンは「設定ウィンドウ」の 「ウィンドウレイアウト」の で表示非表示を設定可能です。
サーバから送信されたテキストや、チャンネルのチャットテキストなどが表示されます。 「設定ウィンドウ」の 「ログを残す」のカテゴリで、テキストボックスに 表示されるログの保存に関する設定が可能です。
なお、ログの保存先は
$HOME/.xchat/xchatlog/
です。
ServerName,#Channnel
.xchatlog
参加しているユーザが表示されます。
オペレータ権限を持っているユーザは、名前の前に色付の
「豆」
が付きます。
リスト上部の
ボタン
でリストの表示・非表示が切り替えできます。
ユーザボックス内で選択したユーザに対し、ボタン名の操作ができます。 また、テキスト入力ボックス内で以下のように入力すると同じ効果が得られます。
/ボタン名 ユーザ名
チャンネルで会話をする文を入力するエリアです。コマンドの入力も可能です。 メッセージなどを入力し、Return キーを押すと送信されます。
サーバ・チャンネル・ユーザとのやりとりを同時に複数持つ場合に、 それぞれをタブという形で保持し、 タブを選択することでウィンドウの位置を前面・背後に切り替えることが可能です。
クリックするとツールボックスが開き、 テキスト入力ボックスのテキストに色を付けたりアンダーラインを引くなどの 装飾ができます。
図 2. X-Chat のサーバリストウィンドウ
サーバ接続時に使用したいニックネームを登録します。 チャンネル参加時や、query (トーク)のときに自分を表わす名前になります。 候補に入力した名前がすでに別のユーザに使用されていた場合は、 次の候補で自動的に接続しなおします。2.3.「IRC の基本的なコマンド」の 「nick」 の部分を参照に英数字のみで入力してください。
日本語も使用可能です。
英数字のみで入力します。
すでに登録してあるサーバを表示します。
サーバの登録時にチャンネルも登録してあれば、それを表示します。 なお、チャンネルが登録してあっても 「サーバ編集ウィンドウ」で 「自動接続」にチェックをしていない場合は、 自動でチャンネルに参加しません。
サーバに対して、項目の On/Off ができます。 X-Chat の起動時に毎回サーバリストを表示したくないなら、
ボタンをチェックしておきます。各ボタンの機能は次のとおりです。
選択したサーバに、すでに開いているタブで接続します。 すでに他のサーバに接続している場合にこのボタンをクリックすると、今までの接続を切断し、 同じタブで選択したサーバに新たに接続しなおすので注意してください。
新規にタブを作成して、選択したサーバに接続します。 すでに他のサーバに接続している場合でもその接続は切断されません。
サーバを追加します。 ボタンをクリックすると「入力事項の編集」ウィンドウ(サーバ編集ウィンドウ)が開くので、 必要事項を記入します。 オプションで必要なものがあればチェックしておきます。
図 3. 「入力事項の編集」ウィンドウ(サーバ編集ウィンドウ)
複数のサーバをグループ化したい時に利用します。
選択したサーバをリストから削除します。
選択したサーバの内容を 「サーバ編集ウィンドウ」で編集します。
メニューバーを -> と選択すると「設定ウィンドウ」が開きます。左にカテゴリ、右にその内容となっています。 この文書で特に断わりの無い場合、「設定」とはここで設定することを言います。
図 4. X-Chat の設定ウィンドウ