[Momonga-devel.ja:00538] Re: vendor name を momonga に変更しませんか?
- From: HOSONO Hidetomo <h@xxxxxxxx>
- Date: Mon, 07 Oct 2002 14:16:50 +0900 (JST)
細野です。ご無沙汰していました。
To: devel.ja@xxxxxxxxxxxxxxxxx, muraken2@xxxxxxxxx
From: Hiroshi Koyasu <koyasu@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
Subject: [Momonga-devel.ja:00537] Re: vendor name を momonga に変更しませんか?
Date: Mon, 07 Oct 2002 13:41:55 +0900
> > そこでひとつ行いたい作業があります.現在,Momonga Linux におけ
> > る,configure スクリプトでビルド環境を指定するために用いている
> > 文字列は "i586-redhat-linux" です.この文字列は,例えば,
> > /usr/lib/gcc-lib/i586-redhat-linux というディレクトリで垣間見
> > れます.
> >
> > 行いたい作業というのは,この文字列を "i586-momonga-linux" に変
> > 更することです.我々は,Momonga Linux を作成しているのであって,
> > RedHat Linux を作成しているわけではないので,ここに redhat と
> > いう文字列があるのはおかしいと思います.
> >
> > この事について,意見を聞かせてください.1週間程待って,反対意
> > 見が無ければ作業を開始します.
>
> これをすると、redhat 向に作られたパッケージ類を Momonga に移植するときに
> 余計な苦労をすることになりませんか? Spec の文字列を変更するだけなら大し
> た手間でもないと思いますが、それ以外にいじらなければならないところがある
> としたら、素人が手を出しにくくなってしまうのではないでしょうか。
そのようなことにはなりません。理由は以下の通りです。
(1) 通常のパッケージは%configureマクロを使って
./configureスクリプトを実行している
(つまりi586-redhat-linuxなんて文字列は知らない)ため
(詳細はrpm --showrcを実行してみてください)、
%configureマクロを使うお行儀のよいパッケージは
単にリビルドするだけで使える。
(2) redhat向けに作られたパッケージで
%configureマクロを使っていない
(configureスクリプトに直接"i586-redhat-linux"を与えている)場合
リビルドに成功するならば(通常は成功する)、そのまま使えばよい。
つまり、無理に「移植」する必要がない。
ちなみに、作業内容自体は/usr/lib/rpm/macrosの
%_vendor redhat
を
%_vendor momonga
に変更するだけです。
> それと、これを行うことのメリットが良く分からないんですが、一体どんなメリッ
> トがあるのでしょうか?
開発者のモチベーションが上がります。:-)
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ほそのひでとも