[Momonga-devel.ja:01996] Re: Momonga Linuxパッケージライセンス表記統一指針(案)
- From: HOSONO Hidetomo <h12o@xxxxxxxx>
- Date: Sat, 02 Aug 2003 23:27:09 +0900 (JST)
ほそのです。
To: devel.ja@xxxxxxxxxxxxxxxxx
From: HOSONO Hidetomo <h12o@xxxxxxxx>
Subject: [Momonga-devel.ja:01988] Re: Momonga Linuxパッケージライセンス表記統一指針(案)
Date: Tue, 29 Jul 2003 02:18:58 +0900 (JST)
> > あと決めておいた方がいいことは、きっと以下の1つだけだと思います。
> >
> > * パケジ中にライセンスの違う部分があるものの扱い([Momonga-devel.ja:01884])
> > * 独自ライセンスとして扱う(つまり""で括る)。
> > * 区切りをちゃんと規定する。
> >
> > これはちょっと別メールでもんでおきましょう。
というわけで別メールです。
To: devel.ja@xxxxxxxxxxxxxxxxx
From: TAKAHASHI Tamotsu <tamo@xxxxxxxxxxxxxxxxx>
Subject: [Momonga-devel.ja:01884] Re: Momonga Linuxパッケージライセンス表記統一指針(案) (Re: Momonga Linux のリリースへ向けた spec ファイルの見直し)
Date: Tue, 8 Jul 2003 13:59:21 +0900
> 区切る理由としては、選択式なものの他に
> 「パケジ中にライセンスの違う部分がある」
> などもあることに気付きました。
> こういうものについては独自ライセンスとみなす
> というのも一つの方法ですし、反対しませんが、
まぁそういう考え方もありか、とは思うのですが、
ライセンスに込められた意志を無視するかのようなやり方なので、
採用したくないです。
> もし "A, B and C" で区切るというふうに規定すると、
> ちょっと複雑なパケジでは "," の部分が "or" の "," と
> 混乱しそうです。
","使うのやめちゃいましょうか?
人間の目としては収まりが悪いかもしれませんが、
コンテキストによって","がどうとでもとれる自然言語の曖昧さを
speclintががんばってパーズする必要もない…というか、
本末転倒って気がするのと、
実際問題、トリプルライセンスってあるのか? という気がするのとで。
> そういうわけで、
> 1、区切りを付けるために "(" と ")" も使ってよい
これ、いいですね。たとえば
License: Modified BSD or ( MIT/X and Modified BSD )
## 全体を通してModified BSD、またはMIT/X(ただし一部はModified BSDのまま)
License: ( MIT/X or Modified MPL ) and BSD
## MIT/XまたはModified MPL。ただし、一部はBSD由来のコードがある。
てな感じでしょうか(実際にこういうライセンス形態がどれだけあるかは別として)。
> 2、ライセンスの違うものを含む場合は "&" で列挙する
> というのを追加するのはどうでしょう。
>
> "or" も "|" にしちゃった方が簡単といえば簡単ですが。
"|"と"&"を使うのは実は反対なんですよ。だって、上記を
License: MIT/X | ( MPL & BSD )
と書いてみると、|はor、&はandであるとルールを知らない人は
なんだろう、と思うでしょう。
いや、プログラマのセンスのかけらがあれば読めるでしょうけれど、
政治的〜法的な情報を持つLicense: プリアンブルで、
そういうセンスを前提にしたくはないです。
なので、&を使うならandかな…。
というわけで、
:or:ライセンスを選択できる場合
:and:ソフトウェアの一部にライセンス形態の違うものが含まれる場合
ということになりますね。
!ほそのひでとも
:web page: <http://www.h12o.org/~h12o/>
:wiki page: <http://www.momonga-linux.org/~h12o/> (Hikiはじめました)
:fingerprint of GnuPG: 741B C3E1 91C6 054E D787 F32D 0501 EF4D DAE5 63DA