10/29(水) 湯たんぽ猫

朝晩はカリフォルニアもかなり冷え込む、ってのはもう書いたが、こんな季節になると、猫が布団に入ってくるようになる。

布団に入るほどでない場合は、たいてい枕元で寝ているんだが、これはこれで意外にジャマだ。丸くなって、重みでだんだんと枕の中央部に進出しはじめ、いつのまにかこっちの首が曲がって寝ていることもある。わはは。で、朝起きると、猫の抜け毛で増毛されてたりするんだよな。

明け方の寒い時間帯になると、耳元とかほっぺたのあたりに、フンフンフンフンフン… と猫のハナ息が吹きかけられ、モ〜ロ〜として掛け布団をあげてやると、サッと入ってくるのだ。ずずずっと布団の中を潜って行き、脇の下あたりで丸くなる。しばらくするとホッカホカの湯たんぽ猫になり、柔らかくて、むちゃくちゃ気持ちがいい。丸〜くなったおなかを押し付けるようにのしかかってくるので、ふ〜ふ〜と猫の呼吸がそのまま伝わってくる。カワイイなぁ。

そのうち呼吸困難になるのか、またずずずっと浮上してきて布団から顔をだし、プハ〜ッなんて息をして、また潜っていく。あまりの可愛さに神経がマヒし、よし、ウリちゃん、今日は2人で心ゆくまで寝ような、会社なんかブッチ切りだ!などと邪な考えが頭を支配する。実際にそれでブッチ切ったときもある(^-^;)

とはいえ、オレってばお子様で寝相が悪いヤツみたいで、潰されるのを恐れてよっぽど寒くないと猫は入ってきてくれなかったりする(T_T) その点、ハニーはおとなしく寝ているので、もっぱら猫たちはハニーの脇の下で丸くなるのだ。猫は1人にしかなつかない、というが本当にそうで、マチエはハニーのところでしか絶対に寝ないのだが、ウリちゃんは浮気してときどきハニーの脇の下で寝ている。

ここでもちゃんとMy脇の下が決まっており、マチエはハニーの右側を絶対に譲らない。で、ウリちゃんは空いている方に入って寝るのだ。ハニーは両サイドを猫に押え込まれ、もはや寝返りも打てぬらしい。わはは。そんな時、ハニーは眉間にシワを寄せて、なにやらえっちな顔をして寝ている。

例によって出遅れた3女のルルちゃんはどうするか、というと、仕方なくオレの布団に来る、なんてことは断じてなく、ベッドの端っこでかろうじてズリ落ちないように丸くなって寝ていた。なんとフビンな… と思っていると、そんな心配はまったく無用だったようで、ちゃんと自分の、自分だけのポジションを開拓したのだった。

それはどこかって?それは、ハニーの股間だ。わははははは。でも、マジでそうなのだ。そりゃあったかそうだわ。恥骨に顔を乗せて熟睡しているんだぜ。気持ち良さそうに。今はまだ掛け布団の上で寝ているが、もっと寒くなったら布団の中に入って同じ場所で寝るのだろうか。う〜む、ちょっとウラヤマシイような気もしないでもないぞ。わはは。

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