10/28(火) 思い出し笑い
香織の風邪はおかげさまで収まってきた。もうほとんど普通とかわらないので、お休みしていた幼稚園に今日から復帰している。やれやれ。
ところで、思い出し笑いって、なんか不気味だよねぇ。オレの場合は、思い出し笑いというより、パソコンに向かって人様の日記などを読んでいる最中に笑ってしまうことが多いんだが、それもまた不気味といえば不気味なものだと思う。声に出して笑うほどならまだいいが、えてして、ニヘラ〜と笑うだけなので、それと気づいたハニーが、なにニヤニヤしてんのよ、気持ち悪いわねぇ、などと即座に突っ込んでくるのだ。
でもまぁ、起きているときの思い出し笑いならいいよ、起きているときなら。
今日、香織は寝ている間に思い出し笑いをしたのだ。すっげぇビックリした。いや、マジで。夜中にいきなり暗い部屋に、キャハハハハ…
ミーミーという声が響き渡り、のわぁ、なんだなんだ!?と香織を見ると、ニコニコ笑っているではないか。もちろん、目はつぶっていたが。
思うに、ミーミーというのは、ピングーのマネだな。いわゆるピングー語というヤツだ。香織はピングーが大好きで、しょっちゅうミーミー言っているからなぁ。たぶん、幼稚園で楽しいことでもあったんだろう。ちょっと驚かされたが、これはむしろ喜ぶべきかも知れぬ。帰国子女のオヤジを目指すオレとしては。
だってそうだろ?当初の心配をよそに、香織は幼稚園が大好きになってくれて、風邪をひいている間も、明日もお休みなの…?
などとガッカリしていたのだ。言葉の通じない国にわけもわからず引っ越してきて、環境の変化についていけずに泣いて暮らす、なんて状況に比べたら、どんなに素晴らしいだろう。
ほんと、たくましいよねぇ、子供って。教えられることばかりだ。
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