10/27(月) 不覚にも
風邪を引いてしまった。サマータイムも終わり、夕方の6時には暗くなるような時期だから、朝晩はカリフォルニアもかなり冷え込むのだ。こんなときに髪を切ると、たいてい風邪を引いてしまう。オレって成長してないなぁ。
頭がボ〜ッとして、関節などが痛む。熱はないようだが… 姫からもらった葛根湯の残りを出してきて、コーヒーで流し込む(効くんかい)。ハナばかりかんでいたら、ハナの下が真っ赤になってしまった。2枚目が台無しだよ(誰がじゃ)。うむ〜。しかし、今週は休めんぞ。しかも始まったばかりだ…
ところで、前にもちょっと書いたHONDAの参考出品車VTRだ。こ、ここまで似てていいのかって見るたびに思うぞ。基本的な構成、機能上の特長はDUCATIのM900と完全に同一だ。違うのは、全体に安っぽいのと、正立フォークなのと、シリンダーの角度くらいだ。つまり、これは明らかにコンセプトそのものを意識してパクッていると言える。
まぁHONDAにも事情があろう。だけど、こういうのはやって欲しくなかったなぁ。250なんて日本でしか需要がないからいいだろ、とかそういう問題じゃないぜ。日本を代表するバイクメーカーなんだから、尊敬されて欲しいのに。オレはHONDAは好きじゃないが、畏敬の念は常に抱いていたんだが…。WGPで、F1で、あんなに素晴らしいマシンを作れるのに…
それと、HONDAのMicrosoft化、などと何回か書いたが、これは決して、HONDAの製品に対して批判しているワケじゃないんだ。つまり、バイク業界のあり方、というものに対して憂えているのさ。中村正三郎さんが、コンピュータ業界、特にパソコン関係の雑誌などは、Microsoftからの広告料収入などに依存する部分が多く、ヨイショ記事ばかりが満ちあふれ、御用記者が横行している、といって憂えていた。バイク雑誌も実体はあまり変わらない。純粋に趣味の物なので、パソコンほど世間を左右しないというだけで本質的には同じ危険をハラんでいるのだ。
Microsoftは実際に、広告を引き下げるぞ、とか出入り禁止、とか圧力をかけてマスコミをコントロールしているフシもある。HONDAがそういうマネをしているとは幸いにして聞いたことはないが、モーターショーで参考出品するバイクの写真やプレスリリースなどは、実際にはショーの日程よりもかなり前に雑誌各社に配られているハズだ。だけど、VTRはDUCATIにクリソツだ、こりゃねぇだろHONDAさんよ、と書いた記事を誰か見たかい?
雑誌社の連中は、だぁれも文句なぞ言えないのさ。雑誌が文句をいうのは決まって、モデルチェンジした新型と旧型を比較する記事だけだ。デビューしたときはもろ手を挙げて歓迎し、美辞麗句を並べ立て、ヨイショ記事のオンパレード。で、わずかながらも市場を獲得し、モデルチェンジできる頃になると、もう旧型はケチョンケチョンのボロクソ書かれたりする。以前から気になっていた○○が改善され…なんつって。気になってるなら最初からなぜ書かぬ。
そういった憤りを簡単に1行で書くと、HONDAのMicrosoft化ってことになるのさ。もちろんHONDAだけ責めても仕方がないが、名実ともに一番のメーカーなんだから、それなりの責任ってもんがあるハズだ。だからヤリ玉に挙げている。実際にバイク雑誌業界に身を置いていた嫁さんと、二輪部門じゃないけど現役のHONDA社員の義兄を持つオレの、本当の気持ちだ。
ところで、XS650を磨いてるんだって?いい趣味してるねぇ。イカス〜。でもって、奥方はアクアマリンを磨く、と。いいねぇ。愛だろ、愛。アクアマリンはオレも実は大好きだ。ハニーが身につけている石は、婚約指輪以外は全部アクアマリンだったりする。お気に入りのブティックで、誕生日に何かしら買っては、1つずつ増えていたんだが、今年はとうとう買ってやれなかったなぁ。いつか埋め合わせをするよ>ハニー
なんてな。ちょっとノロケちった(*^-^*) わはは。すまん。
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