9/22(月) 車の免許

今日、やっと車の免許を取りに行ってきた。Californiaで車やバイクの免許を取るときは、DMV(Department of Motor Vehicles)という施設に行っていろいろ手続きしたり試験を受けたりするっつ〜ことになっている。二俣川(オレは神奈川県民だったんでね)の試験場と似たようなもんだ。

で、Californiaでは、オレみたいな移民っつぅか在留を許可された外国人は、原則として居住を開始してから10日以内だかなんだか、とにかくそれくらいの期間中に免許を取りなさい、ということになっているらしい。でもそれがまた不思議なんだよな。

とりあえず国際免許しかないから、それで車をレンタルして、日常生活には事欠かないんだが、こういうのは早めに済ました方がいいだろうってんでDMVに普通車の免許を取りに行くと、それなりに段取りがあって、筆記試験と実技試験を受けることになるんだ。

受け付けのところにちゃんと「安全運転の手引き」みたいな小冊子が置いてあって、英語、スペイン語、中国語、韓国語くらいはあったような気がする。日本語はなかった。だけど、日本で原付免許が取れる人なら誰でも大丈夫だなありゃ。まぁしいてあげるとするなら、ちょっとした数字を覚えるくらいだ。何フィートとか、何日以内、とか、その手の暗記物ね。あとは普通に考えれば当たる程度さ。

で、それを読みながら列に並んで(いっつも混んでるのだ)、自分の番になったら普通に手続きして問題と解答用紙をもらって、あっちで答えを書いて、そっちの窓口へ出してね、などとたらい回されて受け付けはおしまいだ。

筆記試験は超いいかげんで、ヘンテコな間仕切りの裏に、立ち食いソバ屋みたいな台があり、そこにボールペンが置いてあって、どうやらそこで答えをかくらしかった(^-^;) でもさぁ、誰も見張りとかいないんだぜ。たとえカンニングしてもぜってぇバレねぇな。とはいえ4択の簡単な内容なんで、とっとと答えを選んで持っていく。当然合格だ。なんだかなぁ。とりあえず実技試験の予約をして帰る。

この最初の実技試験の予約を入れたのがいつだと思う?6月17日だよ。ったくいつのことだよって感じ。だが、このとき入れた予約は受験できなかった。だってさぁ、レンタカーでは受験できません、っていうんだもん。先に言えよソレを。さらに聞くと、試験に使う車の保険証を提示して、確かに受験する人がカバーされていないと受けられないんだとさ。そんな都合のいい車ねぇぞフツー。友達のtakaは「オレのピックアップを使って受ければ?」などと言ってくれたが、ちょうど保険の更新中かなんかで証明書がなくてダメだった。

んなもん、引っ越してきて10日以内に免許なんか取れるもんかい。こりゃ他の州から来た人向けなんだきっと。で、そんなもんは無視して即攻でディーラーに走ったオレは、どうせ必要なもんなんだから、と思ってアコードワゴンを見ているとそれらしく商談が始まり、見積もりなんぞもらって、オプション選んだり納車までの日数を聞いたりして、いざ手付け打って帰ろうかと思ったら、なんと、セールスマンが「車の免許見せてくれ」などと言い出す。

だ〜か〜ら〜、ソレを取るのにまず車を買おうかと思ってわざわざ来てるんぢゃねぇか。ど〜なってんだったく。と思いつつ、「まだ筆記試験にしか合格してねぇ。そもそも車がねぇのに受験できねぇだろ〜が」というと、筆記試験に合格したときの書類を見せろ、などとシツコク聞いてくるわけ。なんだよと思って見せると、なんと!そこにはすでに、オレの免許証の番号が割り振られているでわないくわ。全然気づかんかった。

結局、日本の免許と、その「筆記試験受かったよ」てな紙があれば、別に問題なく運転してもいいらしかった。法外な保険料をふんだくられることもなく、まぁまぁリーズナボーな値段で3年間のリース契約を結ぶことができた。

そんなこんなで、ハニーはとっとと免許を取ったが、オレはといえば、やれ日本語版のマスタ上げるぞとか、ワシントンに出張してくれとか、なんだかんだで予約を入れちゃあスッポカシを繰り返し、とうとう、ついに、at last、今日になって免許を取れたのさ。実技試験はどうだったかって?ケッ。二俣川で限定解除したオレ様にとって、キャリホーニャの実技試験なんて楽勝だったぜ。

そうそう、免許とは関係ないが、takaのHPで「オーストラリア旅行記」が再開された。オレの日記見てる人は即攻で見に行こう。いい写真がたくさん。さすが元写真部(^-^;) オフ車でキャンプするのが好きな人は必見だね。日本だけが世の中のすべてじゃないんだぜと実感させてくれるはずだ。

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