9/14(日) どうでもいい法則

昨日はサーカスだったが、今日は「Art&Wine Festival'97」に行ってきた。悪いね、遊んでばかりで。とはいえ、「Art&Wine Festival'97」は、ウチから歩いて行けるSanta Clara Central Parkでの催しだったんだよ。

どういう催しかって言うとねぇ、つまり、ノミの市ってヤツかな。ただ、Artというだけあって、なにやら得体の知れない壷やら瓶、絵画、ヒカリモノ、アンティークなどがメインなんだ。でもって、Wineってのはどう関係してくるかというと、実は、Napaなどのワイナリーが、ワインの試飲や即売をやっていたりするんだ。

会場の入り口で、「Art&Wine Festival'97」などと書かれたワイングラスを売っていて、それ自体も記念になったりするんだけど、その時同時に試飲のチケットも買えるのさ。でもって、露店で引き換えて飲みまくるわけ。

公園でやってるから、芝生もあるし、池にはアヒルなんぞもいて、飲んだくれてすっかりいい気持ちになって寝転がっていたら、どうでもいい法則が次々と頭に浮かんできた。

肩凝り保存の法則

ここに、肩凝りで苦しんでいるニョ〜ボがいると思いねぇ。ニョ〜ボがあんまりダンナに肩揉んでよ〜と頼むから、ダンナは必死こいて肩揉みした。だが、肩揉みやらマッサージってのは、腕や指先に力を入れる意外に大変な作業だ。で、終わった頃にはニョ〜ボはスッキリ元気になってるが、今度はダンナが肩凝りになっちまった。

でもって、ダンナがニョ〜ボに肩揉んでくれぇと頼むと、今度はニョ〜ボが肩凝りに逆戻り。つまり、一度凝った肩は、肩揉みする両者の間で保存され、なくなることはない、という、ニュートンのエネルギー保存の法則に準ずる法則なのだ。わはは!くだらねぇ。

全社員無能の法則

ある1人のヒラ社員がいた。そいつはもともと無能だったので、ずっとヒラのままだった。もう1人のヒラ社員は、ちょっとは能があったので、課長になった。が、ヒラとしてはマシでも、課長としては無能だったので、課長どまりだった。もう1人のヒラ社員は、もうちょっと能があったので、課長になり、部長になった。が、課長としてはマシでも、部長としては無能だったので、部長どまりだった。ある1人のヒラ社員はだいぶ能があったので、副社長になり、ついには社長になった。が、副社長としてはマシでも…

社員というのは、なにか業績なりが認められると昇進する場合がある。昇進した先でも実績を残せば、さらに昇進したりする。そのサイクルが止まるのは、能力を超えた役目に就いたときだ。大関としては強かったのに、横綱というにはずいぶん弱いぞ、みたいな。

つまり、会社って組織は、全員が無能への道を邁進しているのさ。毎日毎日通って、一生懸命ね。わはは!笑えるよな。

え?オレ?オレはヒラのエンジニアさ。一生ヒラのエンジニアで結構だ。無能なマネージャ呼ばわりされるより、1人でバグでも取ってた方が世のため人のためってもんだぜ。そして、ワイン飲んで芝生に寝転がり、空でも見て暮らすのさ。

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