9/13(土) Circus Vargus

今日は、San JoseのダウンタウンにあるFairgroundの競馬場へ行って馬券買ってきた…わけぢゃなくて、そこの催し物場に、サーカスが来たので見物に行ってきた。

それがさぁ、催し物場というのは名ばかりの、ただの空き地なんだわ(^-^;) レースがある時は、競馬場に来る客用の駐車場なんだきっと。客席は一応予約制の全席指定だったんだけど、テントがとっても小さくて直径50mあるかないかって感じだった。え?あんな小さいとこでやんの?って思ったよ正直いって(^-^;)

だけど、オレ、実はサーカスって生で見るの初めてだったんだけどさ、すっげぇ面白かったぞ。

猛獣使いのスーザンさんは、ちょっとお尻がたれてたけど、セクシーな衣装でトラの火の輪くぐりを見せてくれたし。しっかし、すぐ目の前にトラが10頭以上も出てきたときゃビビッたが、実はすっかり芸達者なトラばかりで、あぁなるともはや、デカいネコだねまるで。

逆立ちで歩く犬やら、お約束系のぞうさんの芸とかで盛り上がり、最後にきっちりと空中アクロバットでシメてくれて、これでオレ、ハニー、香織の3人合わせて$21ってのは安いよねぇ。

まぁ、芸そのものもとっても楽しめたけど、一番感心したのは、芸人さんたちの集中力だね、やっぱり。猛獣使いにしろアクロバットにしろ、にこやかな笑顔を浮かべながらも目つきの鋭いこと。やっぱりああでなくてわ。いつもヘラヘラしてるオレとしては、見習わねば。

しかし、楽しいことばかりでもない。サーカスの会場を一歩出ると、そこには「We don't like Circus」というプラカードを持った動物愛護団体だかなんかのウサンくさい連中が…

そら確かに本来の動物の行動じゃねぇわな、芸するなんて。訓練中なんて、文字どおりアメとムチってヤツで、ムチでぴしぴし叩いたりもするだろう。動物虐待と言えばそうかも知れぬ。だが、だからといってどうしろっつ〜んだね?キミたち。

サーカス一座のトラをジャングルに帰したところで、トラは生きてはいけまい。サルに得意の芸を見せたところで、肉にはありつけぬ。野生動物がむやみにサーカス送りにならないように、という目的なら、もっと他に方法があろう。

毎日毎日、牛を殺して食っといて、サーカスのトラだきゃあ可哀相なのか?クジラを食ったら野蛮なのか。へぇ〜、あんた、ずいぶん都合のいいオツムしてるねぇ、と思ったね、オレは。

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