9/09(火) 40歳になったら
「916への道」でも書いたが、やはり妻子持ちでバイクが趣味の夫っつぅか父親、ってのはちょっと肩身が狭いよなぁ。そもそも大排気量のバイクなんて乗り物は、完全に趣味のもので、無くても特に世の中困らぬ。HONDAがカブさえ生産し続けてくれれば、他のバイクなぞなくても地球は回るだろう(^-^;)
「男の人なんて、いくつになっても中身は子供で、違うのはおもちゃの値段だけね」などとハニーに言われてしまい、イヤまったくおっしゃるとおりで、と、うなだれるばかりだ。
そこでオレは提案してみた。
「オレが40歳になれば、香織も10歳を過ぎる。もう分別も付く頃だ。そうしたら、サイドカーを買って、出かけてみないか?」
これにはハニーも大賛成してくれた。以前、北海道にロング・ツーリングに行ったとき、ロマンス・グレーのおじさまと、同じくらいの歳の奥様が、仲良くサイドカーでツーリングの最中だったそうで、それを見かけて以来、ずっと憧れていたんだそうだ(*^-^*)
う〜む、そうか。これこそ家族で楽しめるバイクライフではないくわ。しかもカッコイイぞ!がぜんやる気でちゃったな、オレ(単純)
題して「40歳の誕生日にBMWのサイドカーを買おう!」作戦。
でもねぇ、サイドカーって高いんだコレが。オレが欲しいBMWなんかだと、中古でも300万は覚悟しなくっちゃな。しかも1人乗りの主力戦闘機も当然配備するだろ?DUCATIを。ってぇと、合わせて500万か…うぅむ。
でもさ、いわゆる高級車といわれるカテゴリのクルマって、日本車でも500万くらいするのザラじゃん?バックで障害物に近づくとピーピー音がするとか、走り出すと自動でドアロックがかかるとか、V8で4000ccとかさぁ、どうせ盆と暮れくらいしか使わないのに、そんなもんがステータスだと思って買う人が後を断たないわけでしょ?あんなもん、オレに言わせりゃ高級車じゃなくて高額車だと思うね。
やたらでかいミニバンとかも限りなく無意味っぽい。おそ松くん一家ぢゃあるまいし、楽に8人乗れます、なんて言われたって、いつもいつもそんなに乗るか?グリルに人殺し棒が標準装備されてるRVの類もそうだ。クロカンやるとか、毎週スキーに行くとかならともかく街中でウダウダしてるだけっての多そうだもんなぁ。
そんなもん高い金払って買うよりも、BMWのサイドカーとDUCATIで500万使って、クルマなんぞボロクソで、雨避けと荷物運びになればいいのさ、とオレは思うぞ。オシャレだし。
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