6. iiimf-skk のキーバインド

6.1. 各モードへの切り替え

iiimf-skk のキーバインドは、基本的に skk と同じキーバインドなので、 Emacsen で skk を使っているユーザや、skkinput のユーザは抵抗無く移行できるでしょう。

ステータス/

モード/

キーバインド

 

ステータス/

モード/

キーバインド

 

iiimf-skk ON/OFF

Ctrl-space

 

ステータス/

モード/

キーバインド

 

 

かな

q

←→

カタカナ

q

かな

Ctrl-j

←→

アスキー

l

 

abbrev

/

←→ ←→

全角アスキー

L

文字コード表

\ [a]

←→

半角カタカナ

Alt-Q

[a] もしこの記号が円記号に見えていたら、それはフォントのせいで、 実際はバックスラッシュです。

表 1. 各モードへの切り替え

各モードへの切り替えは、表のようになります。 キーボードからだけでなく、 ステータス部分をクリックし、モードリストを出して選択することもできます。 skk に慣れていない方は、 The SKK Manual に詳しい使い方が書かれているので参考にしてください。

デフォルトでは Ctrl-space で iiimf-skk モードの ON/OFF を切り替えます。すると かな モードとなるので、skk と同じように入力・変換していきます。

6.2. 変換

変換は、変換候補が出て目的の候補で Ctrl-j またはリターンキーを押すとその内容がアプリケーションに送られます。

目的の候補でなければ、さらにスペースを押していき、 さらに何度か押すと変換候補ウインドウが出ます。 ここには複数の候補が並んでいるので、 目的の候補のアルファベットを入力するか、 マウスでクリックするとその内容がアプリケーションに送られます。

変換候補ウインドウ

図 1. 変換候補ウインドウ

6.3. 辞書登録

変換候補ウインドウにも目的の候補がなければ、 iiimf-skk は辞書登録ウインドウを開くので、 そこに登録したい内容を入れて登録します。 すると、登録した内容がアプリケーションに送られ、次回の変換候補の上位に来ます。

辞書登録の中止は Ctrl-g、 または辞書登録ウイドウのタイトルバーの X ボタンでウインドウを閉じます。

iiimf-skk 辞書登録ウインドウ

図 2. iiimf-skk 辞書登録ウインドウ

個人辞書の実装が開発中なので、 現在はまだ iiimf-skk で登録した辞書の保存はできません。 ただし、その iiimf-skk のセッションの間は反映されます。