timezone を設定を行います。
めでたく起動した後は、まずは timezone を直しましょう。 日本に住んでいるのであれば、
bash# cp -p /usr/share/zoneinfo/Japan /etc/localtime
とします。これで date などの表示が JST になります。手間を省くのであれば
bash# timeconfig
でも設定できます。 ただし、OS の時計がずれるので、ntp などで時刻を合わせ直しましょう。
default では shadow password 化されていないため、 誰もがパスワードを読める状態になっています。 もちろんパスワードは一方向ハッシュ関数でハッシュ化されているのですが、 短いもの、簡単なものは簡単に破ることができます。 これでは危険なので、以下のようにして shadow password 化しましょう。
bash# pwconv bash# grpconv
以上を行う事により、(ハッシュされた)パスワードだけは /etc/shadow
に格納されます。
このファイルは root 以外は読めないようになっているので安全性が増します。
これでめでたく起動します。現状では最小限のパッケージしか入っていませんので、その後は OmoiKondara-HOWTO を参考にパッケージを自力で作成するか、 バイナリパッケージ置き場に、mph-get かけるなりしましょう。
iiimf などのアプリケーションには、localhost に接続するものがあります。 /etc/hosts に最低限以下の行を書いておきましょう。
127.0.0.1 localhost.localdomain localhost
使用しない余計な daemon を停止方法について説明します。
$ /sbin/chkconfig --list | grep on $ /bin/su root # /sbin/chkconfig --del <止めたいdaemon名>
など実行して、使用しない dameon を、次回 boot 時に起動しないように設定します。 また現在起動している必要でない daemon は、
# service <daemon名> stop
や
# sh /etc/init.d/<daemon名> stop
など実行して止めます。
# setup
より、System services を選択し * を外しても構いません。本当に必要ないようであれば mph-get remove してしまう事をお勧めします。
sudo でスーパーユーザの権限で、設定したコマンドを使用出来るようにします。
# /usr/sbin/visudo
必要な場合は、/etc/sudoers を編集します。 この後は、一旦 logout してから、 一般ユーザで login し直すと良いでしょう。
$ sudo /etc/sysconfig/keyboard
内容は以下の通り。
KEYBOARDTYPE="pc" KEYTABLE="us_Ctrl_Ctrl"
この設定を反映させるには、
# sudo sh /etc/init.d/keytable start
と実行します。
slocate 実行に必要な DB を作成します。
# sudo sh /etc/cron.daily/slocate.cron &
ここでは、DB 作成に時間がかかるので、バックグランドで実行しています。