[Momonga-devel.ja:01518] Re: XFree86 4.3.0
- From: Shingo Akagaki <dora@xxxxxxxxxxxxxxxxxx>
- Date: Mon, 24 Mar 2003 10:45:18 +0900
あかがきです。
On Sun, Mar 02, 2003 at 03:56:10PM +0900, Tsutomu Yasuda wrote:
> XFree86 4.3.0 を XFree86-4_3_0 というブランチタグで commit
> しました。
使えてるようなので、そろそろ HEAD にマージします。
> とりあえず 4.2.1 をベースに当らないパッチははずして expat
> と fontconfig を外部の物を使うようにしただけのパッケージ
> です。
現在、 expat は外部の物を使っていますが、
fontconfig と Xft2 は XFree86 4.3.0 内部のものを使用する
ように変更してあります。
これにより、Xft2 パッケージと fontconfig パッケージは
obsoletes されます。
Xft2 パッケージでは XFree86 本体の Xft1 との関係上
/usr/X11R6/lib/libXft.so.2 ではなく
/usr/lib/libXft2.so.2 という so を提供していました。
これが、XFree86 本体のものを使うようになったので
/usr/X11R6/lib/libXft.so.2 へ戻っています。
この為、libXft2.so.2 をリンクしているパッケージは
全リビルドが必要になります。
ビルド専用マシンが準備できる方は libXft2.so.2 に依存している
パッケージを全て消し去ってからビルドを始めた方が幸せかもしれません。
Xft1 のヘッダの類はインストールされないので、XftCompat.h を
使ってもコンパイルできない Xft1 物、具体的には qt2 が Xft を
使用するようにビルドできなくなります。
よって、 qt2 は -no-xft でビルドできるように、
qt2 に依存するものはなるべく qt3 でビルドするように、
それぞれ変更してあります。
なお、 Xft1 は XFree86-Xft1 パッケージで
/usr/X11R6/lib/libXft.so.1
が提供されていますので Xft1 でしか動作しないバイナリ配布のみの
ソフトウェア(あるのかな...?)も動作するはずです。
> まぁ、叩き台という事で、興味のある方は使ってみてください。
これで確定というわけでもないので、まだまだ何かあれば叩いてください。