[Momonga-devel.ja:00671] Re: package(名)の整理について


小松です。

From: Masahiro Takahata <takahata@xxxxxxxxx>
Subject: [Momonga-devel.ja:00668] package(名)の整理について
Date: Fri, Oct 25, 2002 at 10:48:53PM JST

> 第一段階として、バージョン違いな2パッケージを片方へ統一する
> からはじめたいと思っています。
> 
> パッケージ名  | momonga                    | redhat8
> --------------|----------------------------|------------------
> freetype      | freetype-1.0,freetype2-2.0 | freetype-2.0
> Xft           | Xft2-2.0                   | Xft-2.0
> qt            | qt2-2.3  qt-3.0.5          | qt2-2.3 qt-3.0.5
> db            | db1-1.85 db2-2.4.14        | db4-4.0.14
>               | db3-3.17 db4-4.0.14        |

まず、freetype 関係については、
freetype1 がないと VFlib2 に依存しているものが全滅します。
もし全インストールしてあれば、rpm --test -e freetype とかすれば
わかると思いますが、ほかにも多数のパッケージが
freetype1(libttf.so.2) に依存しています。

ではなぜ redhat では問題ないのかというと、
単に freetype の中に freetype1 と freetype2 の
両方が入っているから、というだけです。

また、db についてもほぼ同様で、
compat-db というパッケージの中に

    db-2.7.7.tar.gz, db-3.1.17.tar.gz, 
    db-3.2.9.tar.gz, db-3.3.11.tar.gz

という 4つの version が入っています(db1 はないみたいですね)。

以上のことは redhat の該当パッケージを落として spec を確認すれば
簡単にわかります。

あと、redhat のように、複数の version をまとめて
見掛け上 1つのパッケージにする、というのには賛成しかねます。
どれか1つに修正が入れば全部を build し直すことになり、
また、binary を落とす人も全部を落とし直すことになります。
皆が皆速いマシンと速い回線を持っているのであれば話は別ですが、
現実がそうでない以上やめるべきでしょう。

> また、数字付パッケージ名というのもいかがかと思いますし…。

各 software ごとに対応する library が違うという現実がある以上、
これは仕方がないでしょう。

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東京大学大学院総合文化研究科
広域科学専攻相関基礎科学系 
  佐々研究室  博士3年
    小松  晋一朗            
koma2@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
koma2@xxxxxxxxxxxxxxxxx
http://kamuy.c.u-tokyo.ac.jp/~koma2/
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