[Momonga-devel.ja:00173] Re: uml あれこれ
- From: Kazuhiko <kazuhiko@xxxxxxxxxx>
- Date: Wed, 24 Jul 2002 00:13:15 +0900
かずひこです。
At Tue, 23 Jul 2002 19:02:48 +0900,
Tsutomu Yasuda wrote:
> > というわけで、現状では ext2 以外は難しそうです。
>
> reiserfs は大丈夫です。
あ、忘れてました。:p
久しぶりに使ってみようかな。
> > でも、ext2 ではとても安定して動いています。普段の環境は IPv4 で、uml の
> > 中で IPv6 の環境を実験するとか、uml の中では GCC3 ブランチを試すとか、い
> > ろいろ使えそうです。
>
> 前者は良いですけど、後者はビルドは普通にインストールしたマシンでやるなら
> 問題無いかもしれませんが、ビルド自体を uml 上でやるのは茨の道かもしれませ
> ん。やってみてないけど(笑)
私が気づいた注意点
ホスト上の user-mode-linux パッケージと同じ ver-rel の kernel および
kernel-headers パッケージがゲスト上でインストールされていないと、
/etc/init.d/momonga が起動時に header ファイルに適切に symlinkをはるのに
失敗し、ビルドに支障を来します。また、ホスト上の user-mode-linux パッケー
ジ同梱の /usr/lib/modules.tar.gz をゲスト上に展開して chown -R root.root
しておかないと、起動時の depmod -a でエラーになります。ホスト上で
user-mode-linux を rpm -U した時など注意。
それと、/sbin/hwclock が
hwclock is unable to get I/O port access: the iopl(3) call failed.
のようにエラーになるので、/etc/rc.sysinit および /etc/init.d/halt の該当
部分をコメントアウトします。
それさえクリアすれば、/usr/src で、
linux -> linux-2.4.18-102m
となり、/usr/include/linux で、
version.h -> version-uni.h
のようになり、normal なカーネルパッケージ相当でビルドできる環境になって
いる「はず」です。