え〜っと、まず「パッケージ置き場」だけど、JRPMにputしたパッケージについては置くのをヤメちゃった。JRPMの公式ページへのリンクになってるんで、そっちから取ってください。
JRPMに限ったことではないけど、パッケージを作ってる方々の形態としては、どこか一箇所にputするというよりも、自分でホームページを持ち、パッケージ集のような形で個々に公開するというほうが一般化している感じなので、ちょっと逆行するようだけど、今後はなるべくJRPMにputしていくようにしようかな、なんて思う。一箇所にある便利さ、てのもあるだろうし…
で、おかげでISPのディスク容量が空いたもんで、バイクからの車載カメラのAVIなんかを復活させちったよ(笑)
もとい。JRPMもrufus.w3.org風になって、とっても使いやすくなったし。JRPMのホームページをメンテしておられる古澤さん佐藤さん、その他お世話になってる皆さんに感謝するのみだ。
ただ、ホームページを持っているなら、自分のとこに置くほうが細かな管理ができて便利なのは便利だよね。JRPMって、パッケージのバージョンやリビジョンが上がった場合に、再度putしたとして、それの扱いがどうなるのかが今ひとつ見えない感じもするし。
JRPMのページの「管理人へのメール」を見ると、patchやspecだけを送ることができるという説明があるけど、これって実際には頻繁にやっちゃうと管理人の方々の負担がスゴそうで、なんとなくできずにいるぞ(汗) 今回のxfsxttなんか、xtt1.1pl05とXFree86 3.3.3.1のパッチがあたっただけなんだけど、ほんとにそれだけ投げりゃいいのかしら…
などと逡巡している間にこっちの掲示板とかあっちの掲示板でいつもお世話になっている_tom_さんがWindow Maker 0.50.2とrxvt 2.4.11のパッケージを作って公開してくださった。
というか、掲示板で告知してくれたんだけどさ。だもんで、新しもの好きのオレは早速もらってきて入れてみたのだった。rxvtはずっと永繁さんが JRPM に put した rxvt-2.4.4-3 を使っていたんだけど、_tom_さんは永繁さん版の spec ファイルやソースなどを見て、rxvt-2.4.11 に吸収してくださったのだ。で、サクッと入れてみた。
rpm -Uvh rxvt-2.4.11.kanji-2.i386.rpm rpm -Uvh WindowMaker-0.50.2.i18n-3.i386.rpm
ってやるだけ。黙って入った。のだが、いざ使ってみると、こちらの設定の問題でちょっとだけハマッてしまった。
まず rxvt なんだけど、XIM 関係のパッチがあたっているおかげで、skkinput からshell の command line にサクサクと漢字が入力できるのはバッチグ〜なのだが、なぜかBS キーが効かないのだった。でも古いほうのだと効くんだよ。だから端末設定とかぢゃなさそうなんだよねぇ。
で、いろいろと設定ファイルを見てみたら、どうやらイカンのは ~/.inputrc らしい。
set convert-meta off set meta-flag on set output-meta on Del: delete-char
こんな風に書いてあって、でもって ~/.xsession には
xmodmap -e "keycode 22 = BackSpace"
なんて記述が。こうしておくことで、BS は Back Space としてカーソルの1文字前を消しながら戻り、DEL キーは Delete としてカーソルは動かずその場の文字を消す、という動作になっていたのだが、新しい rxvt 2.4.11 ではどうも「Del: delete-char」ってのがあると BS キーが効かなくなっちゃうようだ。
効かなくなっちゃう、てのは、押してもカーソルも動かなきゃ、文字も消えないという動きね。DELキーを押すと、~/.inputrc の記述に関わらず、常に'~'が入力されるだけだった。
だもんで、なぁんだ、ぢゃあいいや、どうせDELキーなんて月に1回くらいしか押さないし(笑)などど思って、_tom_さんに報告&感謝(BSキーがらみでいろいろ付き合っていただいたのだ)して、そのまま使ってるよ結局。わはは。emacs な体の人なんて、きっとBS すら邪道で迷わず ^H を押してそうだから、問題なし問題なし。
などと思っていたら、_tom_さんはさすがコダワリのお人で、機能ダウンは許せぬ、まだ追います、などとのたまっていたが、当の「BSキーが効きまへんがな」などとイチャモンを付けたこっちが、日常困らないからいいや、なんつって追いもしねぇという(汗)
XKbdをDisableにしてないので、そのせいかな?などとも思うし、切り分けて見てもいいんだけど、もう満足しちゃってたりします。すまん>_tom_さん
で、次はWindow Makerなんだけど、これもインストール自体はサクッといけて、既存の ~/GNUstep 以下を使うつもりだったので wmaker.inst もせずにそのまま WindowMakerを再起動してみた。
だけどメニューの文字が汚ない〜(泣)
でもって、warning が一杯でるんだよね。-fixed-medium-r-normal の PixelSize 12 なフォントが見当たらぬわ!って。そら当然だよなぁ。オレ、要町フォント入れてないもん。1280 x 1024 で使ってるから、12で出されたらちょっと小さいよ〜。
でも不思議だ。この設定で、0.20.3 では PixelSize 14で日本語のメニューが出てたのに。これはどう見ても fixed の 14 を縮小してるとしか思えぬ。~/GNUstep/Defaults/WMGLOBALで、なんとか PixelSize 14 を指定できぬかと色々試しては見たものの、うまく行かず(泣)
そしたらコレって、実は FAQ 中の FAQ で、ちゃんと添付されるドキュメントのFAQ.I18n にちゃんと書いてあったわ。PixelSize 14 なフォントを使うための設定が。今まで特に指定しなくてもできてたから、よく読んでなかった(汗)
さらには_tom_さんにも掲示板で教えてもらって解決。
~/GNUstep/Defaules/WindowMaker の終りのほうに
WindowTitleFont = "-*-fixed-medium-r-normal-*-14-*-*-*-*-*-*-*"; MenuTitleFont = "-*-fixed-medium-r-normal-*-14-*-*-*-*-*-*-*"; MenuTextFont = "-*-fixed-medium-r-normal-*-14-*-*-*-*-*-*-*"; IconTitleFont = "-*-fixed-medium-r-normal-*-14-*-*-*-*-*-*-*"; ClipTitleFont = "-*-fixed-medium-r-normal-*-14-*-*-*-*-*-*-*"; DisplayFont = "-*-fixed-medium-r-normal-*-14-*-*-*-*-*-*-*";
などと、あらわに指定してやることで、メニューやウィンドウのタイトルなんかも、無事に14に戻ったよ。わはは。ついでに ~/GNUstep/Defaults/WMGLOBAL も書いとくと、
{ SystemFont = "-*-helvetica-medium-r-normal-*-%d-*-*-*-*-*-*-*,-dynalab-dfmarugothic-*-r-normal-*-%d-*-*-*-*-*-jisx0208.1983-0"; BoldSystemFont = "-*-helvetica-bold-r-normal-*-%d-*-*-*-*-*-*-*,-dynalab-dfmarugothic-*-r-normal-*-%d-*-*-*-*-*-jisx0208.1983-0"; DoubleClickTime = 250; }
などとなっている。こうしておくと、ダイアログボックスなどでだけX-TTな丸文字フォントになって、ちょっと可愛い感じになるんだよ(笑)
で、Window Maker 0.50.2なんだけど、もうほとんどI18nされていて、○○パッチとかその手のは必要ではなくなっている。馬目さんをはじめとする、wmaker-jp MLの人々の努力の賜物という感じだ。ほんとうに素晴らしいね。使った感じも、0.20.3より動きが軽やかになっている感蝕だ。プラシーボ効果かもしれんけど(笑)
いや、そんなハズはないな。アイコン化するときの回転アニメなんかも、明らかに速いぞ。シュパッって感じだもん。
でも、Window Makerの一番のお気に入りは、WorkSpace の概念でも Clip でもなく、実は
Super Fluousだ(大笑い) これ、何て訳すのが適当なのかねぇ。Dock や Clip からアイコンを捨てたときにパリンて割れるアニメ。いいよねぇ(笑)
ところで xfsxtt だけど、そっと 3.3.3.1 になっている。XFree86-3.3.3.1 ベースで、X-TT 1.1 pl05 という内容なんだけど、しょせん xfs だけなんで、3.3.3 との大きな機能差はないと思う。XFree86 の ChageLog とかを見るかぎりでは、xfs に関係しそうなところはなかったし。
だから、Requires も特に XFree86 3.3.3.1 とはしてない。実際、3.3.2 でも一緒に動いちゃうと思う。Dell やら Gateway やらのブランドの PC を使っていて、ディスプレイカードを選べず、イヤでも最新の(つまり枯れてない)カードを使わざるを得ない人は、 永繁さんのところや_tom_さんのところから
XFree86-3.3.3.1 + X-TT 1.1 pl05 なパッケージをもらってこよう。
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