まずはインストールしよう

いかにオレの知識が乏しいとはいえ、広く一般読者向けに書いてある本だけに、「Run Run Linux」はわかりやすくてよい本だった。Linuxのインストール自体も、正真正銘の生まれて初めてというわけではなかったってのもあって、滞りなくインストールできた。kernelのバージョンは2.0.0と表示され、不都合なく動いているように見える。

Linuxはlocaleのサポートが完全ではなく、基本的には日本語は使えないシステムなのだが、先達の有志、というか好き者の先輩諸氏が数々の日本語化されたパッケージをリリースしている。昔々、linuxをインストールしたときにもすでにそれは存在し、JEと呼ばれていたが、それも付属CDに入っていた。JE-0.9.8aがそれだ。

本の言うとおりにインストールし、konを起動すると、何の不都合もなく日本語が使えるようになった。快適快適。かな漢字変換にはcannaを選んだ。使ったことがあるってのと、軽いと聞いていたから。なにはなくともmuleを立ち上げ、c-oで日本語入力ができるのを確認しておく。

インストールしたパッケージにはjmanというのが含まれていて、オレはてっきりjmanというコマンドがインストールされるもんだとばかり思っていたんだが、jman、と打ってもそんなコマンドはないわ、と言われるだけ。/usr/local/binとか/usr/binあたりにあると思ってfindで探すが当然ヒットしない。

jmanってのは結局、日本語の表示ができるpager、つまりlessなどと、あと翻訳されたドキュメント類の総称であって、jmanってコマンドのことではないのだった。こんなのにハマるのってオレだけだろうなぁ。わはは。ぢゃ、manは動くかってぇと、なんだかMANPATHがちゃんと通ってないらしくて、起動するたびに、そんなパスはねぇぞ、などと文句を言ったあげく英語のマニュアルしか出してくれない。うむ〜。アテにしてたのになぁjman。

まぁこの辺は後から追々直そう。次はいよいよXFree86をインストールして、X環境を構築しよう。

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