3/12(金) ステゴサウルスと崖
ま〜たまた間が空いてしまった。香織が扁桃腺炎になっちゃって、ずっと高い熱を出し
てたり、そのLinux Expo にハニーの目を盗んで(笑)出かけてみたり、いろいろしてた
んだけど、なんだかんだ忙しくて、かえって書けなかったよ(汗)
おかげさまで香織のほうはすっかり元気な元気っ子に復活した。Linux Expo では、残
念なことに、ぜひ会いたかったよしおかさんには会えず。だが Linux コミュニティの
JRPM でいつもお世話になっているでんすけさんに会えて、一日遊んでもらうことができた。
掲示板の方に拉致ることにも成功したし、よしとする(にやり)
で、今日は香織が例によって成績表を学校から持って帰ってきた。まぁた親バカの娘自
慢かよ、ケッ、と言われてしまうとそのとおり
なんだが(笑)、今日のお題は成績そのものではなくて、学校からの連絡事項
に書いてあった話の内容だ。特に香織向けというものではなくて、いわゆる五歳児
を持つ両親への、まぁそのなんだ、心構えというか、そういうウンチクが書いてあった
のだ。
要約すると「五歳くらいの子供というのは、とにかく落着きがなく、物をよく落したり
壊したりし、食べものをこぼし、行儀がとことん悪い。が、それで普通なので、そんな
ことを理由に子供達を決して叱りつけてはならぬ。」と書いてあった。
ふ〜ん、なるほどねぇ、と思いながら読んでたんだけどさ。確かに思いあたるフシはあ
るよね。ありまくり。香織はまだ女の子だからおとなしいもんだが、男の子なんてすげ
〜落着きないんだろうなぁ(笑)
五歳児ってのは、好奇心旺盛なくせに、まわりへの注意はオロソカだから
、急に走り出したら車の前だったり(汗)、食事の最中でも口に物を入れたまま話し
たり、ゲラゲラと笑いが止まらなくなったりと、とにかく1つのタスクしか実行できな
い生き物なんだなぁ、ってのは実感としてよ〜くわかる。
また、物をよく壊したり落したりするのにはそれなりの事情ってもんがあるんだそうだ
。ちょうど、赤ん坊の体から、少年、少女の体へと変化が始まる年齢にあたっていて、
筋力などが急激についてくるために、うまく体のすみずみまでを制御下におけないもの
らしいんだなぁ。
自分の思っている以上の力が出てしまって、結果として物を壊したり落したり。走った
りするときもそうらしい。自分としては普通に走っているつもりでも、実際には未体験
の速度で突っ走ってしまっているのだ(笑) だから、よく転ぶ。
ステゴサウルスという恐竜は、全力疾走(自体滅多にしなかったんだろうが)している時
に、前方に崖を発見しても、脳から足に「止まれ!」という命令を出して、実際に足が
止まるまでにえらく時間がかかり、結局、わかっていたのに崖に落ちてしまうという悲
しいヤツだったらしい。
ちょうど五歳児というのはそういうステゴサウルス的な行動になりがちな年齢なんだそ
うだ。
ステゴサウルスなら笑い話ですむけれど、香織が、例えばオレやハニーの姿を見かけて
まわりの状況を見ずに走りだし、結果、車にひかれちまったりしたら、「悲しい」なん
て言葉じゃ表すことはできぬ。
六歳になる頃には、体の使い方にやっと慣れて、自然と落ち着き増してくるそうだ(それまでの我慢だ、と書いてあったの(笑))
どこの子供も同じなんだなぁ、ってクスッと笑っちゃったと同時に、つまらないことで
怪我などせぬように気をつけていてやらねば、と思ったのだった。
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