9/15(火) キーボード
キーボードといっても、楽器のキーボードじゃなくて、入力機器のキーボードね。106キーボードとか、そういうヤツ。色気のない話ですまんねぇ。
会社では、DELLのマシンをメインで使っているので、DELLの、なんつったっけ?Silent Keyboard?とか言うヤツを使っている。そういや確かに、あんまり音はしなかったような気もする。が、ヘナヘナと腰がないキータッチで、軽く静かに打てるのはいいのだが、今一つ気に入らないし、なんか手首が疲れるのだ。
家で使っているキーボードに至っては、$15とかで投げ売りされてるゲロ安のキーボードで、安っぽく(実際に安いのだが)、驚く程軽く(紙でできてるようだ)、タッチはヘナヘナと腰がなく、さらにはガシッと持ち上げてヒネると、キーボード自体がぐねぐねタワむという(笑)、もはやこれ以下のキーボードは相当探さないと見付からぬ、というくらい凄いキーボードなのだった。
実際、連続して長時間使っていると、疲れることおびただしい。手首がズキズキしてくるのだ。
そんなとき、PC Weekで広告を見付けた。Unicomp Inc.という会社で、今でも昔の純正IBMキーボードを取り扱っているそうなのだ。ずっとずっと昔、今からもう10年以上前だと思うが、デカい図体したPS/2(だったと思う)についてたIBMの純正キーボードは、確かに打ちやすかった。たぶん、101キーじゃなくて、3270と同じ配列のキーボードだったと思うけどね。カチカチとクリック音はやや大きかったような気もするが、ガッチリと頑丈に作られた金属製のボディで、キートップもグラグラしたりせず、さすがメインフレームのメーカー製だよなぁ、なんて気がしたものだ。
Unicompのホームページを見てみると、確かに本当の本物のIBM 101キーボードを今でも売っているでわないか。$79だって。高いのか安いのか。でも、話のタネにいいかと思って、試しに注文してみたのだ。それも、純正101じゃなくて、84キーっての? テンキーがない小ぶりなヤツをね。だって、全然テンキーなんて使ってないんだもん。
で、待てど暮らせど送ってこない。くっそ〜どうなってんだ?と、文句付けたろかと思った矢先に届いたよ。
驚いたことに、ちゃんと箱もIBMの当時の箱なんだよね。で、箱の横には製造年月日らしきものが印刷してあって、そこにはなんと28APR88と書いてあるでわないか。1988年4月28日製造ってワケだ。うっひょ〜(笑) よく残ってたなぁ。
興味シンシンで箱を開けると、確かにIBMのマークも輝かしい、純正の84キーボードが入ってた。ズッシリと金属製で重く、ガッチリとしたボディ。ケーブルがカールコードってのが時代を感じさせる。最近カールコードって見ないもんなぁ。
さっそくカチャカチャと打ってみる。文字通りカチャカチャと少しやかましいくらいスプリングの音がする。だけどタッチはいいね〜。カチッカチッと節度のあるタッチで、キートップも小揺るぎもしない正確な動き。軽やかぢゃの〜。腐れWindowsキーも付いてないし、変換だの確定だのっつ〜別に要りもせんキーも付いてない。スペースバーなんて長くて、10cm以上はあんぞ(笑) 男らしいのぅ(謎)
さっそく赤帽に取り付けてみたが、実に具合がいい。会社で使う分も買おうかなぁ。わはは。
|