6/28(日) 先送りはやめよう

ここのところ、掲示板にばかり書いて、日記を書いてない(笑) すまん。

ところで、昨日今日と、Portland周辺はすっごくいい天気で、本当に気持ちのいい週末で、昨日はPortlandの動物園にでかけてみたんだ。また動物園かよって気もしないでもないが、香織は動物園が大好きなので、ムチャクチャ楽しそうにしてた。目玉となるような動物は特にいないような動物園なんだけど、なにしろ敷地が広くて、木々の間を吹き抜けてくる風が気持ちよく、リフレッシュできたぞ。

そうそう、目玉と言えば、コアラがいたんだよね、その動物園に。昔、上野かどこかでエライ行列の中、ず〜っと向こうでダンゴのようになっているコアラの背中を見たことはあったけど、今回は眠っているコアラを正面から至近距離で見ることができた。マヌケな顔〜(笑) でも可愛かったぞ。ぬいぐるみも例によって2匹も買わされてしまった。カンガルーとキリン。ただでさえ置くところがないほど持ってるのに、今度はどこに置く気だ>香織

でもって、今日は近所の公園に、水とオヤツ、下に敷くシート、自転車を積んで出かけた。まだ補助輪付きだけど、香織はガシガシ漕いで走り回り、元気爆発してた。オレとハニーは、持ってきた本をゴロンと横になって読み、のんびりできた。ずっと積んどくだけで開けてもいなかった「Tcl/Tk入門」なんぞを読んでしまったぜ。

カリフォルニアでもオレゴンでも、いろんな公園に行ってみたが、芝生にはいるなと注意されたことは一度もない。それどころか、たくさんの家族が思い思いの場所にシートを引き、寝転がったりしている。日本の公園というと、芝生には入れず、かといってベンチには外回りの営業のオッサンが寝ていて座れず、しまいにゃ遊んでいるとうるさくて眠れないからどっかヨソへ行けなどと言われる始末だ。子供が公園で遊べなくてどうする。病んでいるとしか思えぬ。

香織はもともと、喜怒哀楽のハッキリした表情豊かな子供だが、顔中を口にしてケタケタと愉快そうに笑い、ダァディー!などと大声を出している姿を見ると、あぁ遊びにきてよかったなぁ、とつくづく思う。

最近は、Linuxにハマッてしまって、会社から帰ったあとの平日の夜も、なにやらイジクリ回していることが多い。これは今のところ完全なホビーで、ひとことで言うなら遊んでいるワケだ。オレは自分のためだけに時間を費しているといえる。が、香織にしてみれば「お父さんは仕事してる」ようにしか見えない。香織も子供ながらに遠慮して、「ねぇねぇ、後でお仕事終ったらちょっとだけ遊ぼうね」などと言って引き下がってしまうので、オレもついつい、「うん、あとでね。」と言ってしまっていたのだ。だが結局、オレは猿入って夜中になってしまうので、香織は寝てしまい、約束が果たされたタメシがない。

これは要するに甘えだよな。親が子に甘えてどうする。遊びたそうにしているんだから、相手をしてやらねば親失格だ。「うん、あとでね」を繰り返しているうちに、いつしかあまり笑わない子供になってしまったら取り返しがつかぬ。「遊ぼうよぉ」と言われたら、遊んでやろう。先送りはやめだ。

と、思って公園やら動物園やらに連れ出してみたのだったが、やれやれ子供というのは貪欲だ。遊んでも遊んでも、まだ遊び足りないらしい(笑) あの体力はいったいどこから来るのやら。ほんのちょっと食べて飲んだだけで、もう蓄えちゃって蓄えちゃって、すっかり復活しちゃうんだもんな。ラクダみたいなヤツだな。こっちゃもうバテバテだよ。

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