4/6(月) オレゴンへの道 Part 1
♪ジャ〜ジャジャァン!チャ〜チャ〜チャ〜ンジャジャジャ〜ンチャチャッチャ〜、アチャ〜!
それはドラゴンへの道だろ。す、すまぁん。てなわけで、今は実は4月9日の夜中なワケだが、やっとなんとか荷解きも進んでthe
netにつながるようになったんで、思い出しながら引っ越し旅行記を書くことにする。ほんとはその日その日でちゃんと書いとけばいいんだが…
なんのためにノートPCを持ってんだか(笑) でも、一応は日記としてリアルタイムなもんと思って読んでちょ。
ということで、月曜の朝。日通のお兄さんがたが、ドヤドヤと荷物をトラックに積みに来た。朝の9時だぜ9時。オレにとっちゃほとんど早朝(笑)だよ。まぁ細かいのはほとんど箱詰めしてあったとはいえ、ベッドやらソファやらはそのままだったんだが、いやぁ日通の連中のパワフリャなことといったらあんた。キングサイズのベッドのマットレスを、一人で!一人でだよ?担いで持ってっちゃうんだから驚き。ガラスの腰を持つ男と呼ばれたオレにはとてもじゃないがマネできんよ。みるみるうちに荷物が運び出されていき、11時頃にはすっかり終わって去っていってしまった。日通と言っても、実際に日本人は1人しか来なくて、他の人はみんな英語な人だった。一人あたり$10くらいのチップを分かれ際に渡したけど、多いのか少ないのか相場なのか、サッパリわからない。まぁよしとしとこう。
荷物の運び出しが終わった頃、となり街のSanJoseに住んでいるtakaがお別れのあいさつにやってきた。餞別がわりにWGP第1戦・鈴鹿の500ccクラスの録画を持ってきてくれたのだが、ビアッジがブッチ切りという結果をすでに知っていたので、あまり見る気がわかぬ〜。この時点まで、マチエ、ウリ、ルルの3猫はケージには入れずに放しておいたんだけど、みなソワソワしている。いきなりドヤドヤと知らない人が押し寄せたと思ったら、右往左往しているうちに何もかもなくなってしまったので、とまどっているのだろう。
部屋の掃除をしている間も、ネコのトイレ、水、えさなどはそのままギリギリまで残しておいたのだが、そろそろ時間なので1匹1匹ケージに詰め込んでいく。今まで我が家には小さいケージと大きいケージが1つずつあって、一番大きな体のウリが小さいケージに1匹、マチエとルルが大きいケージに2匹で詰め込まれていたのだが、さすがに今回は途中で1泊することだし、ルルもアメリカに来てからずいぶんと大きくなったので、いいかげん2匹一緒じゃ狭かろう、ということで、小さ目のケージをルル用に新調して、ケージ3個体制で行くことになっていた。
マチエとウリは、自分たちの匂いのついた馴染みのケージなので、フタというかドアを開けてお尻を押してやると自分から入っていく。医者に行ったりなんだりで、何回も入っているから慣れたもんだ。が、ルルが抵抗しまくり。やはり、おろしたてのケージには警戒してしまって断固入らんぞという構えだ。そういやコイツ、今まで一匹でケージに入ったことないんだ。恐いんだろうなぁ。かわいそうだが辛抱してくれ。
車はガタガタ揺れるだろうから、堅いケージに直接ではかわいそうなので、ケージの中にタオルを敷きつめ、使い捨てのトイレ用シート(正式にはなんていうのかな?オシッコとか吸収しちゃうシートね)を敷くのがいつものお約束だ。ケージ3個と、手荷物を詰め込んだ旅行鞄2個をアコードワゴンに積んで、SantaClaraを12時ころに出発。今日の目的地はReddingという街だ。ざっと250マイルのドライブってことになる。
ウチのそばから280に乗り、680に乗り換え、ずぅっと北上する。ワインで有名なNapaのそばまで680で北上するのだが、680沿いは比較的栄えていて、途中のWalnut
Creakでトイレ休憩を取る。雨が降ったり止んだりしていた。降ったり止んだりといっても、空一面がどんよりと曇っているのとは全然違っていて、でっかいコッペパンみたいな雲がたくさんたくさん空に浮かんでいて、その下を通るときだけ大雨で、抜けると即座にドピーカンに戻る、といった感じでスケールが大きいというかなんというか。
Napaのそばで80に乗り換えて東へ向かい、Sacrament方面へちょっと走ったところで505に乗り換えて北へ向かったんだけど、505に入ってからは完璧に田舎で、あたり一面が牧場になってしまい、ほとんど建物がなくなってしまった。ここで突然エンジンが止まったりしたらイヤすぎだよなぁ、なんて思いながら走り続けた。相変わらず雨が降ったり止んだりを繰り返していたんだけど、例によって雲の下だけ大雨で、そこを抜けるとドピーカンの繰り返し。まわりになぁぁぁぁぁぁぁぁんにもなくて、右も左も見渡す限りの牧場、人はいないが牛はいるぞ的な状況(笑)。進む方向はずっとほとんどまっすぐで、たまに上がったり下がったりするだけ、というまるでオレのホームページのトップに張ってある絵みたいな道だった。
雲の下を抜けて晴れている場所を走っているときに、ず〜っと向こうで大雨が降っているのが見通せちゃうんだもんな(笑)
遠〜くのほうにある雲と地面が、煙のようなモヤモヤでつながっていて、実はそれが雨なんだ。突っ込むとものすげぇ雨なの。面白いよねぇ。
で、晴れ間ではきれいな虹が何度も見えた。部分的な虹じゃなくて、ちゃんと地面から立ち上がってアーチを描いて地面に降りる虹の橋だ。ほんとに端から端までちゃんとアーチになっていて、アンパンマンとかが歩いて渡っちゃいそうな、そんな虹の橋。あんな完全な虹は初めて見たよ。だけど5回も6回も同じような虹が見えては通り越すので、しまいにゃ全然ありがたみがなかった(笑)
そんなこんなで、夕方6時ちょっと前くらいにReddingに無事到着し、exitのそばのDoubleTree
Hotelにチェックインすることができた。ケンネル付きホテルってことで予約した、今回の引っ越しの目玉だったんだけど、チェックインしたら異様にあっけなくて拍子抜けしてしまったぜ。「ケンネルがあるって聞いてたんだけど、猫を預かってくれる?」って聞いたら、フロントのお兄さんにかる〜く「ネコですかぁ?ネコならお部屋でごいっしょにどうぞ」などと言われてしまい、ウワサのケンネルは使わずじまいだったのだ。というか、むしろ、ネコくらいで何をわざわざ…という雰囲気ありありの、怪訝な顔で言われてしまったのよ。
落ち着いてから風呂に入ろうとすると、バスルームの天井についているダクトから、かすかに犬の鳴き声が聞こえてくる。どこの部屋かはわからないけど、犬を連れて泊まっている人もいるんだなぁ。盲導犬は決して吠えないから、あの鳴き声はたぶんペットの犬だ。
さすがペット天国アメリカ。ペットといえど家族というのがあたりまえになってんだねぇ。ちゃんとしつけて責任を持つかわりに、人間同様に扱ってもらえるということなんだろう。そういえば、アメリカのフリーウェイって、日本の高速道路みたいに至れり尽くせりのサービスエリアなんてないから、時折出てくるガソリンスタンドの標識がむちゃくちゃ重要なんだけど、そういう田舎道にポツ〜ンとあるガソリンスタンドでも、ちゃんとキャットフードなんかを置いてあるんだわ。
まさかドライブしながら人が食べるとは思えないから(笑)これはきっと、犬や猫を連れて、長距離を車で移動する人ってのは実は全然珍しくもないってことなんだろう。なんか、こういうところに文化の水準というかゆとりといったものを感じるよなぁ。
DoubleTree Hotelはツインで予約を入れておいたんだけど、クイーンサイズのベッドが2つという広い部屋で、なかなか快適だった。いつか、カリフォルニアに向かって走るときも使おうかな。人間が落ち着いちゃうと、猫たちもニャ〜ニャ〜と騒ぎだす。狭いよ〜おなか減ったよ〜外に出たいよ〜と口々に不平不満を言っている、といった表情だ。だけど、ケージから出してキャットフードと水をあげてみると、意外にあまり食べなかった。水は例によって容器から飲まずに洗面台で飲もうとするし(笑)。まぁ、ハラハラドキドキしたときは、喉が渇いて飯どころじゃないってのは、人も猫も一緒だよな。
ケージに敷いた使い捨てシートにはオシッコがたくさんしてあった。ちょっと恐かったかなぁやっぱり。ケージから出したあとも、探検はしたけど、せっぱ詰まってトイレを探すようなそぶりはなかったから、ウンチのほうは大丈夫みたいだった。お疲れさんだね。Reddingからはまだ400マイルも走らなくちゃならないから、もう一日だけ辛抱してくれ。
明日は朝早く出たいので、ルームサービスで晩飯をすませて、とっとと寝ることにした。
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