4. パッケージメンテナ編

4. パッケージメンテナ編

Momonga Project では、rpm パッケージをカテゴリで大まかに分け、
それらの担当をゆるやかに決めています。

アカウント申請時に自分がメンテナンスをすると申告したパッケージに限らず、
OmoiKondara を使っている時にあるパッケージがビルドできない時など、
少しの修正で済むなら IRC や ML で連絡を取りつつ時間の取れる方が修正する、
という具合に進めています。

なお、それぞれのカテゴリの担当者については
担当者一覧をご覧ください。

4.1. MSGL について

パッケージの作成にあたっては、
MSGL を読んで
そのパッケージに問題が無いか確認してください。
現在配布できそうにないパッケージ及びそれに依存するパッケージは、
すべて NonFree として nosrc.rpm のみを配置します。

JDK に依存してるパケジは Momonga Project として
当面配れる気がしないので配布を中止します。

また、各パッケージには可能な限り GIF は含めないようにしましょう。

4.2. spec file

Specfile-Guidance を参照し、
それに沿ったものにするよう心がけてください。

4.3. 国際化とローカル化

4.3.1. gettext によるローカルメッセージ対応

メッセージカタログはそれぞれの RPM パッケージに含め、
/usr/share/locale/lang/LC_MESSAGES に置きます。
オリジナルの tar ball にメッセージカタログ含まれていて、
上記の位置が違うものは修正しましょう。

4.3.2. 日本語化

オリジナルの tar ball に日本語メッセージカタログが含まれていない場合、
JaPO Project が作成したものがあれば
その ja.po を取得させていただきましょう。
日本語メッセージカタログのバグ修正は JaPO ML に報告を行うのが望ましいです。

Momonga Project で新規に作成した日本語メッセージは、
JaPO ML を 通じて本家にcontribute すべきです。
(GNU にも contribute できます)

また、メッセージカタログを配置するディレクトリは、
/usr/share/locale/ja/LC_MESSAGES とし
ja_JP.ujis などは用いないでください。

4.4. マニュアルページ

マニュアルページはそれぞれの RPM パッケージに含め、
/usr/share/man/lang/ に置きます。

4.4.1. 日本語化

オリジナルの tar ball に日本語マニュアルが含まれていない場合、
JM Project の成果を利用させていただきましょう。
新規に訳したものは、JM Project に contribute するのが望ましいです。

また、メッセージカタログを配置するディレクトリは、
/usr/share/locale/ja/LC_MESSAGES とし
ja_JP.ujis などは用いないでください。

4.5. OmoiKondara

Momonga Project では、
subversion による spec 及び patch 管理システム OmoiKondara を導入しています。
OmoiKondara を使用する事により、
最新の spec ファイルやパッチを手元で作成し、
それによって作成されたパッケージを Momonga Project の FTP サーバへ
反映することが可能になります。

アカウントの無い方でも anonsvn で OmoiKondara を取り、
最新のパッケージを追いかける事ができますが、subversion への commit 権については
Momonga Project にアカウントのある方のみを対象としています。
subversion に commit したい方は
アカウントを申請してください。

OmoiKondara の使い方については、
OmoiKondara-HOWTO をご覧ください。