grubはインストール時にCustomでEverythingを選ぶとインストールされます。
インストールしていない人は
# mph-get install grub
でインストールします。
なおインストールしただけではLILOなどは上書きされません。 安心してインストールしましょう
いきなりHDDに上書きしてしまうのは不安ですね。
いったんフロッピーにインストールし、 ちゃんと起動することが確認できてからHDDにインストールしましょう。
まず内容を消してもいいフロッピーを用意します。
その後(必要に応じてrootで)
# dd if=/usr/share/grub/i386-redhat/stage1 of=/dev/fd0 count=1 # dd if=/usr/share/grub/i386-redhat/stage2 of=/dev/fd0 seek=1
とするとフロッピーにインストール出来ます
ここでは/dev/hda3がLinuxのルートパーティションで、/dev/hda1がWindowsのインストールパーティションだとします
それではフロッピーを入れたまま再起動しましょう。
grub>
というプロンプトが出て止まるでしょう。
Linuxを起動するには…
grub> root (hd0,2) grub> kernel /boot/vmlinuz-2.4.19-12m root=/dev/hda3 grub> initrd /boot/initrd-2.4.19-12m.img grub> boot
とします。Windowsの起動には…
grub> root (hd0,0) grub> makeactive grub> chainloader +1 grub> boot
とします。
grubのキーマップはUSキーボードになっています。日本語106キーボードなどをお使いの方は "("は"Shift+9"、")"は"Shift+0"、"="は"^"押すと出るようになっています
grubのプロンプトはbashライクな補完機能を持っています。
コマンド、ファイル名共に補完可能です。例えば…kernelコマンドの場合
grub> ker<TAB>
とすると
grub> kernel
となります