7. dd コマンドを使ったフロッピーディスクの複製

この場合は mount する必要はありません。 書き込み権限があるディレクトリを利用するなら、一般ユーザでもコピーできます。 この方法は、フロッピーディスクを丸ごとディスクイメージとしてコピーするもので、 of でコピー先を、if でコピーするファイルを指定します。

コピー元ディスクを入れて、

   # dd if=/dev/fd0 of=/tmp/fdimage
  

コピー先ディスクに入れ替えて、

   # dd if=/tmp/fdimage of=/dev/fd0
  

とすると作成できます。

また、いざというときのために、ブートディスクも作成しておきましょう。 カーネルを再構築し、必要なドライバを組み込んでおくと、かなりのことができます。

   # dd of=/dev/fd0 if=/boot/vmlinuz
  

vmlinuz の部分には、現在使用中のカーネルイメージを指定します。

また、同じようにブートフロッピーディスクを作成する mkbootdisk というコマンドもあります。