Liece の外観について、 メインであるチャンネル参加中の画面を用いて説明します。
図 12. Liece チャンネル参加画面
チャンネルに参加すると画面が切り替わり、 ウィンドウが各バッファに分割された状態になります。
これらの各バッファの表示・非表示は
init.el
でカスタマイズ可能で、
メニューからも表示・非表示の切り替えが可能です。
各バッファの分割はウィンドウスタイルによって定義され、
ウィンドウスタイルはコマンドバッファの位置によって top・middle・bottom
の3種類が定義されています。
[8]
メニューからウィンドウスタイルを変更することも可能です。
各部分の概要は、以下のとおりです。
左から順に
前のチャンネルに移動
次のチャンネルに移動
list コマンドを実行
ホームチャンネル [9] に移動
Finger の実行
join
Liece の終了
となります。 メニューボタンはコマンドバッファがアクティブな時のみ表示され、 それ以外のバッファでは XEmacs の通常のメニューボタンが表示されます。
それぞれの動作をメニューから実行できます。 コマンドバッファがアクティブな時のみ表示され、 それ以外のバッファでは、(X)Emacs の通常のメニューが表示されます。
上部の Liece のメニューを浮動させてマウスで使えるようにしたもので、 それぞれの動作をメニューから実行できます。 Emacs はマウスと一緒に押すキーによって異なるバッファメニューがありますが、 ここでは Liece に関するメニューについてのみ触れます。 バッファごとの Liece モードメニューは以下のとおりです。
コマンドバッファ
Liece Command メニュー
ニックバッファ
IRC Command メニュー
Liece の各モードメニューは
XEmacs は、いずれもマウスボタン3
Emacs はコマンドバファは Ctrl+ マウスボタン3、ニックバッファはマウスボタン3
をクリックで機能します。 フォーカスのある位置がコマンドバッファ以外の時は、通常のモードメニューになります。 ニックバッファでは、対象ニックネームにフォーカスがある時に該当マウスボタンをクリックすると、 「IRC Command」メニューが表示され、 そのニックネームに対してオペレータ権限の追加などのコマンドを実行することが可能です。
サーバからのメッセージを表示します。 モードラインとタブには「Others」と表示されます。
チャンネル内の会話を表示します。 モードラインには「Channel」と表示されます。
会話を入力するバッファです。 モードラインとタブには「Commands」と表示されます。
チャンネルリストを表示します。 対象チャンネルをマウスボタン2またはマウスボタン3でクリックすると、 そのチャンネルに移動します。 タブでは「Channels」と表示されます。
チャンネルに参加している人のニックネームを表示します。
タブをクリックすることにより、アクティブなバッファを クリックしたバッファに切り替えることが可能です。 ただし、「ダイアログバッファ」と「プライベートバッファ」は、 現在アクティブなバッファにクリックしたタブのバッファの内容を表示します。
また、図13の サーバ接続画面にて「ダイアログバッファ」が表示されています。 ダイアログバッファは、サーバからのメッセージ・チャンネル内の会話・ プライベートモードの会話など、あらゆるログをひとまとめに表示します。