DocBook は文書の論理構造をマークアップするためのタグセットです。 見栄えを制御するものではありません。
<para></para>みたいなので改行を入れたつもりになっても、今のスタイルシートでは意図した通りに表示されるかもしれませんが、 また別のスタイルシートではパラグラフの区切りは色で識別してるかもしれませんし音で識別してるかもしれません。
からっぽの段落がそこにあるという情報以外はこれでは伝わらないのです。
っていうか、本来 html もそういうものなんですけどね。
html でもおなじみの <!-- ... --> という形式のコメントは、 <!-- ではじまり --> でおわるコメントタグではありません。
コメントはコメントであり、コメントの中での -- は xml の定義で使わぬように言われています。
<!-- hogehoge fugafuga -- buroro -->
のようなコメントは無効です。
とても不思議な文章になってしまいましたが、元々ココにはみずから xml は sgml ではない! の法則にハマってしまった文章がありました...
html では空要素、たとえば br
タグは終了タグを省略しなければなりませんが、
xml では 終了タグは省略できません。
っていうか、xhtml なら <br> は <br/> とかかないといかん。 っていうのと同じ話です。
html では 属性値を渡すときの "" は省略 できますが、 xml では省略不可です。よって、
<sect1 id=hoge>はまちがいです。
っていうか、html も本来は省略可能なルールが決まっていて、 なんでもかんでも受けつけるブラウザの実装のほうがおかしいハズです。