[Momonga-devel.ja:02464] Re: ldconfig のエラー
- From: Kenta MURATA <muraken2@xxxxxxxxx>
- Date: Sun, 01 Feb 2004 23:48:23 +0900
むらけんです.
In message <20040201203804.5a32eaf3.okaja@xxxxxxxxxxxxx> at Sun, 1 Feb 2004 20:38:04 +0900,
hiroshi okayama <okaja@xxxxxxxxxxxxx> wrote:
> > > %post -p /sbin/ldconfig
> > > #-----------------------------------
> > > %postun -p /sbin/ldconfig
> > > #-----------------------------------
> > >
> > > といった部分の "#-------" という行がまずいらしく
> > > これを空行に書き換えてビルドすると上手くいくようです。
> >
> > すごいトリガーですね。でもやってみたら確かに解決しました。
>
> 確かに、気味が悪いとゆうか、居心地の悪い修正ですが
> 他に、解決方法が見つけることができませんでした。
-p を使わずに
%post
/sbin/ldconfig
#----------------
のようにするとエラーは出ないですよね.というのは,
``#-------------'' という区切りコメントに執着心があるわけじゃ
なくて, -p オプションの使用をやめようという事です.
-p オプションは,rpm パッケージのヘッダの
RPMTAG_PREINPROG
RPMTAG_POSTINPROG
RPMTAG_PREUNPROG
RPMTAG_POSTUNPROG
RPMTAG_VERIFYSCRIPTPROG
RPMTAG_TRIGGERSCRIPTPROG
この辺に関係しています.具体的に言うと,通常はこのタグの値は
/bin/sh なのですが,-p オプションを指定すると,指定したプログ
ラムに変更されます.
このこと自体に問題があるわけではありません.実は,LSB のパッケー
ジ規格が,これらのタグの値として /bin/sh 以外は許していないの
です.今後 HEAD は,できる限り LSB に準拠していきたいので,順
次 -p オプションは使用しない方向で修正していきたいです.
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1024D/2A3FDBE6 2001-08-26 Kenta MURATA (muraken) <muraken2@xxxxxxxxx>
Key fingerprint = 622A 61D3 280F 4991 4833 5724 8E2D C5E1 2A3F DBE6