[Momonga-devel.ja:02222] openoffice.org-1.1.0-1mコミットしました!
- From: Masayuki SANO <sano@xxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
- Date: Fri, 24 Oct 2003 23:36:24 +0900 (JST)
nosanosaです。
たいへんお待たせ致しましたが、やっとOpenOffice.org 1.1.0を
openoffice.org-1.1.0-1mとしてコミットしました。
以下、いくつか以前試作パッケージを公開したときにお知らせしたことも含め
てアナウンスしておきます。
出来上がると
メインパッケージ
openoffice.org-1.1.0-1m.i586.rpm
ライブラリパッケージ
openoffice.org-libs-1.1.0-1m.i586.rpm
言語パックとして
openoffice.org-l10n-*-1.1.0-1m.i586.rpm
ヘルプパッケージ
openoffice.org-help-*-1.1.0-1m.i586.rpm
ができあがると思います。
openoffice.org openoffice.org-libsは必須です。それから言語パックから
少なくとも一つ(普通はopenoffice.org-l10n-jaが多いでしょうね)、必要な
らばopenoffice.org-help-jaとかをインストールしてください。
以前の試作パッケージを使っておられた方は多分conflictで入らないと思うの
で一度rpm -e か mph-get-remove OpenOffice.orgでアンインストールしてか
らいれてください。
起動コマンドは
ooffice - ワークスペース
oowriter - OpenOffice.org Writer (ワープロ)
oocalc - OpenOffice.org Calc (表計算)
oodraw - OpenOffice Draw (ドローツール)
oomath - OpenOffice.org Math (数式エディタ)
となってます。
初回起動時にユーザーインストールが行われますが、ユーザー設定ファイルは
~/.sversionrc
~/.openoffice/
なので、もし必要なときは、これらを消せばユーザーインストールをやりなお
せます。
このパッケージでは NonfreeなExternal SourceであるJavaとGPC
(GPC polygon clipping)がデフォルトではdisabledされています。
これらを有効にするには
/etc/rpm/specopt/openoffice.org.specoptを作成して
%{?!enable_gpc: %global enable_gpc 1}
%{?!enable_java: %global enable_java 1}
と書いてビルドすれば有効になります。Javaありでビルドする際には
java-sun-j2se-jdkが必要です。GPCは enable_gpcが1のときにソースを取っ
てくるようになっています。
初回起動時にユーザーインストールが行われてもJavaは無効になっているので、
Javaを有効にする際には各ユーザーで
$ /usr/lib/openoffice/program/jvmsetup
を実行してJavaのセットアップをする必要があります。
それからこのパッケージの既知の不具合として以下のことがあります。
・初めてshift+spaceで日本語変換をオンにするとCPU100%でいつまでも帰って
来ない。(少なくともcanna+kinput2使用時)
-> 対処法
いちど$ killall soffice.binとかしてkillしてもう一度立ち上げる
とあとは何事もなかったように漢字変換できます。なぜだろう?
・SKKLE を使っていると、shift+spaceで日本語変換が有効にならないことがある ([Momonga-devel.ja:02147])
-> 対処法
IIim を止めた上で Canna/kinput2 にする([Momonga-devel.ja:02150])
TODOとしては
OpenOfficeユーザ会(http://oougl.jp/);の素材を取り込む。
パッチの要・不要を検討(今はMandrakeのものがほぼそのまま)
などがあるかとおもいます。
他にもいろいろあるかと思います。何かありましたら御報告をお願いします。