統合ディスクトップ(笑)


rawhide 1.3.2 がもう出てるよ。最近速いなぁ。ざっと見るといろいろ差し替えられていて、本来なら全部落とすべきなのかも知れぬが、なんかアホくさいからとりあえず glibc 2.1.1-1 と kernel 2.2.4-4 だけを落としてきた。

glibc 2.1.1 の方は従来どおり、wcsmbs-locale から ja の locale data をパチッてきて塩胡椒するだけで日本語も平和だった。

で、ふと du すると、もう空きが残りすくない(汗)

rawhide をインストールすると、KDE だの GNOME だのが入ってくるんだけど、考えてみりゃオレってば、話のタネに GNOME を入れて、ちょっとだけ使ってみただけで、その後はもう WindowMaker だけで幸せに暮らしてるんだよなぁ。

統合デスクトップってのは確かにスゴくて、欲しい人は欲しいのかも知れんけど、オレ的にはいらないんでバッサリ捨てることにしたよ。そもそも、esound とか gnome-audio とか、あの手のがど〜しても納得行かないんでね。

X を、ただ単にタスクスイッチャ的にというか、ターミナルがたくさん開ければいいや、という使い方をしてる人もたくさんいると思うんだよね。オレもその一人だ。だけど、rawhide を入れて WindowMaker を使おうとすると、wmconfig とかに依存してるわ、さらには wmconfig が esound だの gnome-libs だのに依存してるっつ〜ザマだよ。

それじゃパッケージを分ける意味がねぇだろ 凸(-_-#) 音なんぞ出さぬが X は使う、って人だって山ほどいると思うぞ。それでも esound だの audioなんたらだのってのを入れなきゃいかんの?

要らねぇんだよオレわ。デカすぎて練れてねぇんだもん、GNOME って。変な統合ディスクトップ(笑)など捨てたるわ。というわけで、gnome-なんたら ってのは全部捨てた。esound も audiofile も要らぬ。E もサヨウナラ。あ〜せいせいした。

で、気を取りなおして kernel-2.2.4-4 をインストールしてみたんだけど、コイツが (-_-#) ったく。いつも nfsd を module にして使っていたんだけど、insmod lnfsd すると

nfssrv: Function not implemented

とかホザいて入らないし。

pgcc で make してるせいかなぁ、などと思って kernel 組み込みにしてやると、 Undefined symbol で link に失敗する。なんでも fs/nfsd/nfsfh.c の中の add_to_lookup_cache というシンボルが解決できないんだそうな。

なにそれ?と思って nfsfh.c を見ると、確かに

add_to_lookup_cache(dentry, fh);

などという関数の呼び出しが。でもどこにも実体がないしテンプレートもない。ヘッダの中にも。

生の linux-2.2.4.tar.bz2 をひもといて同じファイルを見てみると、そっちにはちゃんとあるんだよね(笑) さてわ… と思って、ローレンの kernel-2.2.4-4.src.rpm を rpm2cpio で見てみると linux-2.2.4-nfsd.patchなどという怪しそ〜なパッチが含まれてるでわないか。さっそく取り出して見てみましたよ、あたしゃ。

そう。このパッチで、add_to_lookup_cache() という関数の実体を殺してるクセに、そいつを呼び出す側はそのまんま残ってやがるのだった。

頭きたので

--- nfsfh.c~	Tue Mar 30 00:02:45 1999
+++ nfsfh.c	Tue Mar 30 00:22:28 1999
@@ -1071,7 +1071,8 @@
 	
 out:
 	if (looked_up && dentry) {
-		add_to_lookup_cache(dentry, fh);
+//		add_to_lookup_cache(dentry, fh);
+printk("Fuck you! (-_-#)");
 	}
 
 	expire_all();

などとゆ〜バータリー極まるパッチをあてくさって、どんな副作用があるかには目をつぶって make bzImage でエラーが出ないように黙らせてブートしてみた。

とりあえず nfs はサクッと動くように復活したけど、なんだかなぁ。もう kernel 2.2.5 が出てるから、もうローレン謹製の kernel パッケージは捨てだな(笑)

ついでに、ムカつく esound を抹殺したのを期に、ALSA を復活させることにした。まぁ ALSA そのものは自分の覚え書きを読んでサクサク入って、CD なんかも鳴るんだけど、もともと rawhide に入っていた x11amp が動かなくなってしまった。ALSA のことなんか考えてないから当然なんだが…

だもんで、_tom_ さんに以前いただいていた x11amp の nosrc.rpm を rebuild して入れてみた。ちゃんと x11amp-alsa ってのもパッケージになっているから楽勝だろう、と思ったのだが… 音は出る。出るんだけど、すっげ〜変なのだ。ちゃんと再生できないの(泣) なぜだろう(汗)

う〜む、これだけぢゃ、オレの ALSA の設定が腐っているのか、x11amp のパッケージを pgcc で rebuild したりしたのがイカンかったのか、切り分けがつかぬぞ。てなわけで、さらに _tom_ さんのところから freeamp までもらってきて、そっちはどうか試してみることにした。

glibc 2.1.1 で make するのに、ちょっとだけパッチが必要だったのだけど、パッケージそのものはできて、インストールしてみた。するとどういうわけか

error: failed dependencies:
        libasound.so.0 is needed by freeamp-1.2.0-2

とか言われちゃうんだよね。わかってるって、それは alsa-libs で入れただろ、と思いながらも、なんでこんなもんが fail するのかとても不思議。半信半疑で rpm -ivh --nodeps でブチ込んだ。

でねでね、freeamp audio.mp3 とかやって再生させようとするでしょ? すると…

Toru:~/work$ freeamp /auto/jaz/MP3/the_high-lows/audio_03.mp3 
Creating scpmo
Done creation of the AlsaPMO...
Reset...
initialize...
Segmentation fault

などと言われてしまうのだ。freeamp の、あのカッチョイイ UI は一瞬だけ表示されるんだけど、すぐにお亡くなりに。なにゆえに〜。紀香かなしい(泣)


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