インストール方法は、PCMCIAカード経由のNFSインストールでいくことにする。このCOMPAQノートには、Linuxから普通のATAPI CD-ROMとして扱えるローカルなCD-ROMが付いている。マルチベイ方式っての?フロッピーかCD-ROMか、どっちか一方を差し込めるベイ方式だ。
Win95のパーティションも仕方なしに残してある(身の回りにコレしかWin95がないんだもん)ので、RedHat 5.2のブートディスクの内容をあらかじめWin95側のパーティションにコピーしておき、loadlinでブートしてローカルなCD-ROMからインストール、という手段も採れないことはないのだが…
このCOMPAQが勇退した時、次のノートPCにはCD-ROMが外付けオプションの小さいヤツを買うつもりなので、そうなるとCD-ROMが使えるか否か、購入前に確定できぬ場合もあろう。そうなればNFSインストールは必須だ。だから今のうちに練習しておこうと思う。
というワケで、NFSで使う肝心のネットワークカードだが、これは愛用の3COMEtherLink IIIだ。3C589Cってヤツ。決して新しくはない陳腐なカードだが、10Mなオレ的には全然問題ない。毎日使っているカードだもんね。
RedHat-5.1をshutdownし電源を切り、ベイにはフロッピードライブを入れてブートディスクでブートする。おっと、ブートさせている最中に、横のコンダラ1号でRedHat 5.2のsupplemental diskを作っておかねば。
RedHat 5.2のDisk 1は、もともとコンダラ1号のCD-ROMをNFSで見にくる予定なので、すでにドライブに入っている。autofs経由で使っていて/auto/cdromにマウントされるので、空きフロッピーをドライブに入れて
cd /auto/cdrom/images dd if=supp.img of=/dev/fd0 bs=1440k
として書き込む。Winな場合は、rawriteとかを使うんだろう。
さて、COMPAQはとっくにブートして待っている。メッセージにしたがってホイホイとOKを押して進み、インストール中にPCMCIAを使うか?などと聞いてきたところでYESを選び、今作ったばかりのSupplemental Diskを読み込ませる。
インストーラが使う言語にはEnglishを選び(それしか選べぬわ)、Keyboardにもusを選ぶ。でもこれって、ひょっとしてjp-106とか選べたんじゃねぇのか?
普段は101キーの配列を使っているから、ついusを手拍子で選んでしまったが、このCOMPAQは日本から持ってきたPCなので、106キーだったわ(笑) まぁいいか。どうせあとでControlとCapsLockを取り換えねばならぬ。手間的には大差ないか。
Installation MethodにはNFS imageを選び、TCP/IPのConfigurationにはDHCPを選んだ。コンダラ1号はNFS鯖であると同時にDHCP鯖でもあるのだ。楽だねぇ。フンフ〜ン♪と鼻歌まじりにOKを押すと、むむ?帰ってこぬわ… あ、帰ってきた、と思ったら、アドレスが拾えねぇだとぅ〜(-_-#)
なんでだ。ほんの10分前までサクサクDHCPしてたクセに。このインストーラ腐ってるんじゃねぇのか? いや待て、こ〜ゆ〜時こそ冷静に。もう一度だ。次こそ見切ろう。
ていっ!
うむ、ハブを見ているとチカッチカッとLEDが光るぞ。パケットは出ているようだ。コンダラ1号側で/var/log/messageのケツを見ると、192.168.9.10をleaseしやしたぜ、へっへっへ、などとログも残っておるわ。何故DHCPで情報が取れなんだなどと… はっ!?も、もしやこれでわ…
そう。ブッ差していたのは実は3C589Cだけじゃなかったのぢゃよ。APEX DATAのK56flexな名も知らぬモデム・カードも一緒に差さってたのだ。忘れてたわ。どうせ使ってね〜から抜こう。インストール中に使うワケでもないしな。
将来のために練習だ、などとリッパなことを書いといてなんだが、実際には、楽勝ね楽勝、ラララ〜♪などと鼻歌まじりで、今日本屋に空輸で届いた少年マガジン51号を読みながら、片手間にやってたのだ(笑) わはははは、すまん。
ちょうど、おぉ!いよいよ一歩が宮田君に挑戦するのか? うむ〜差が埋まるどころか、とてつもなく大きく開いたとわ。いつもながらキビシ〜。キビシすぎるぜ源ちゃん、などと人斬り没頭斎モードに入ってしまい、PCカードの認識音を聞き漏らしてしまっていたのだ。
ピッピッならOK、ピッブッならNG、と一発でわかるハズなのに、今となってはもうわからぬ(笑) インストール中でもAlt+F3とかAlt+F4とか、仮想コンソールを切り換えれば過程のログを見ることができるのだが、そっちを見ても、eth0のconfigurationがうまく行かなかった、とは出ているが、PCMCIAうんぬんとは出ていない。
仕方ねぇ。モデムカードを引っこ抜いてリブートし、もう一回最初っからだな。
今度は画面にも音にも集中して進める。ピッピッと高い音が2回。OKだな。確認しながらDHCPを選んでOKを押すと、すかさずIP Address、Dmain Name、Name Server Addressなどを持ってきた。よしよし。
うむ〜やはり確認は大事ぢゃの〜。日本にいた時は、駅で「よし!」などと大声で指差して確認している駅員さんを見ては、なぜかうら哀しい気持ちを抱いたものだったが、今回のPCMCIA事件で、オレ様も指差し確認の大事さを身を持って知ったぜ(大げさ)
さぁ、DHCPもうまくいった。が、ウチは家庭内LANにはName Serverを立ててない。2〜3台しかPCねぇのに苦労してBIND立ててもしょ〜もないもんねぇ。だもんで、NameServer Addressに入っているのはISPのDNS鯖のアドレスだ。当然、このCOMPAQノートから、今の状態ではコンダラ1号のアドレスを名前で引くことはできぬ。
だもんで、NFS Server Nameの項目にはホスト名じゃなくIP アドレスを直接書いた。192.168.9.16 だ。DUCATI 916を愛するオレとしては、家で使うメインマシンのローカルアドレスには192.168の9.16を使うと決めているのだ。これは一子相伝の掟なのだ(笑)
で、肝心のNFSで読みにくるCDはautofsを介して/auto/cdromにマウントされるようになっている。だからRed Hat directoryにもそのまま/auto/cdromを指定しておいた。ここでまたオレのバカさが露呈するのだが…
InstallかUpgradeか聞かれたが、ここは新規にインストールするのでInstallを選んでおいた。どうせオレ的にはGTK+もS-LangもTcl/Tkも、キモになりそうなライブラリは全部自分のパッケージで差し替えだし、jpeg、png、tiffをはじめとする画像系のライブラリはみな、pgcc-2.91.57で最適化してコンパイルしなおした自前のパッケージに差し換えだ。
さらにpgcc-2.91.57を使うために、libstdc++も2.9.0に上がってしまっている。RedHat 5.2のlibstdc++は2.8.0なので、つまるところlibstdc++に依存しているパッケージも、全てlibstdc++ 2.9.0ベースでrebuildした秘蔵のパッケージ(笑)に差し替えなのだ…
つまり、今の時点ですでにそういう環境になっているものをUpgradeしようとするワケだから、ものによってはバージョンが下がるものが続出することになる。まず無事にUpgradeされないだろうなぁ。
というわけなんで、次の選択のInstallation Classも当然Customだ。いらんもんを入れても仕方ない反面、すぐに差し替えとはわかっていても、ツジツマ合わせのために最低限入れておかねばならぬパッケージもある。そういう機微を、しょせんは想定された範囲でのロジックしか組まれていないインストーラにまかせるほうがどうかしてるよな。
ここは人間様が自ら選んで指示を出してやらないと、インストーラが可哀想ってもんだぜ。てなワケでSCSIアダプタはないのでNOで次へ進む。
次はパーティションの設定なんだけど、これはもう切ってあるから特にすることはない。2.1Gのディスクに、Win95が1G、ext2が1G、swapが80Mって感じで切ってあるのだが、いくらなんでもswapが80Mってのはデカすぎるような気が(笑)しないでもないが、まぁ切っちまったもんはしかたない。実メモリは確かに80M積んでるし、よしとしちゃう(笑)
RedHatでは、Diskのパーティションを切る際に、従来のfdiskの他に、なんだかよくわからないDisk Druidというツールを使えるようになっている。でもこのDisk Druidってヤツ、ど〜も好かんよ。パーティションを1個切ろうとするだけで、何が何でも拡張パーティションを切って、その中から取ろうとするし。Diskあたり4つ以上切る気がなくても、そういう設定に持ち込まれてしまうのだ。
オレ的には拡張パーティションってdfしたとき汚ないし、Diskの番号とかが見通し悪くなるような気がして好きじゃない。だもんで、いつもfdiskしか使っていなかった(というか、これでなにか不足なのか?)ので、今回もfdiskだ。といってもすることはないので、fdiskを選択して、Doneで即終わらせて次へ。
ext2を/に、fat32を/mnt/win95にマウントするように設定して、swapの初期化が終わると次はパッケージの選択だ。
お勧めセットはすべて無視して、Select Individual Packagesを選ぶ。以下は内訳だ。長いよ〜。
Appalication/Communication | このCOMPAQノートでfax投げたりはせぬわ。すべて捨て。なにも選ばない。 |
Appalication/Database | これもなにも選ばない。ノートでPostgreせんよ、オレ(笑) |
Appalication/Editor | これもなにも選ばない。エディタは後で日本語化したjedを入れると決っている。ここで何も選ばずとも、vimかなんかはコソッと入るので、jedを入れる前のこまごました設定ファイルの編集には困らぬ。 |
Appalication/Emulators Appalication/Engineering |
この辺もなにも選ばない。 |
Appalication/Graphics | ghostscript ghostscript-fonts
これもどうせVFlib2なヤツに差し替えるんだけど、入れとかないとman-pagesあたりが入らないので入れとく。 libgr-progs これもpgccでコンパイルしたlibgrに差し替えるのだが、依存性のために入れておく。 |
Appalication/Graphics | fetchmail metamail Mailerは日本語化したmuttと決まっているので、他は全部捨てだ。fetchmailとmetamailはそのまま使う。 |
Applications/Math | 捨て。gnuplotって使ったことないわ。グラフ使う商売じゃないしなぁ。 |
Applications/Networking | lynx ncftp tcpdump 他はみんな捨て。lynxとncftpはお約束として、tcpdumpもデバッグとかに重宝するんで必須だ。wgetも入れようかと思ったが、ノートでかき集めてもなぁ、で捨て。 |
Applications/News | 全部捨て。Newsは自前のleafnodeパッケージと日本語化したslrnと決まっているのだ。 |
Applications/Productivity | 捨て。しかし、ical1個しか選択肢がないのに、なんでカテゴリを分けるかな?ちょっとうっとうしい。 |
Applications/Publishing | groff-gxditview 他は全部捨て。TeX関係も捨て。オレってTeX使えないのだ(泣) sgml-toolsも捨てだ。libstdc++ 2.9.0ベースでrebuildしてもmakeできなかったから、コイツはあきらめてる。実際オレ的には使ってないし。 |
Applications/Sounds | aumix sox 他は全部捨て。COMPAQノートでも一応音は出るけど、MIDIも鳴らさぬしMpegもカヤ外だ。 |
Base/Kernel | kernel-headers kernel-source kernel-ibcs は選ばなかった。とりあえず使う予定はないしなぁ。 |
Daemons | 全部捨て。sendmailもUUCPも使わぬ。 |
Development/Building | pmake以外は全部選ぶ。autoconf、automakeがなくては遊べないぢゃないかぁ。 |
Development/Debuggers | gdb、xxgdb、straceはないと困る。ElectricFenceは使わないので選ばない。とはいえ赤帽のxxgdbはiowinが使えない心の目が閉じたヤツなので、自前のパッケージに差し替えなんだけどね。 |
Development/Languages | bin86 ctags expect gcc tcl tclx tix tk tkinter 上記以外は捨て。guileもkaffeもschemeもlispも使えぬ(泣) pythonもperlも選ばずともデフォルトで入るし。egcsは使わずpgccで差し替えだし、tcl/tkも日本語化した自前のパッケージで差し替えなんだけど、依存性のために入れておく。 |
Development/Libraries | e2fsprogs-devel gdbm-devel glibc-debug. glibc-devel. glibc-profile. readline-devel rpm-devel svgalib-devel xpm-devel 早い話、このへんのパッケージはヘッダファイルや.aなライブラリなどの固まりなので、本来は全部入れるところだ。が、jpegだのpngだのといった画像関係、ncursesなどはpgccで最適化したパッケージを自前で持っているので、それに差し替えるためここでは入れない。slangも日本語化したものに差し替えるのでここでは入れない。 |
Development/System | linuxconf-develしか選択項目がない。なぜ分けるかなぁ(-_-#) とはいえ選択に迷ったが入れなかった。必要なら後で入れればよかろう。linuxconfって実は全然使ってなかったりするしなぁ(笑) |
Development/Tools | bison cdecl cproto flex gettext を選んだ。他は使ったことないから捨て。 |
Development/Version Control | 捨て。cvsもrcsも、このCOMPAQノートでは使わない。 |
Documentation | indexhtmlとman-pages以外は全部捨て。FAQ類はコンダラ1号に余裕を持って入れよう。なにもノートにぎゅうぎゅうに入れずとも。 |
Extentions/Japanese | kterm1個しか選択肢がないんだけど、これも捨て。ktermは使わないし。JRPMからrxvtを持ってきて入れるからいらない。 |
Games | 捨て。 |
Libraries | gmp、gmp-devel、gsl、libjpeg6a、p2c、sox-devel以外はすべて選んだ。とはいえほとんどがすぐにpgccものに差し替えなんだが、依存性のために。 |
Networking | ftp、netkit-base、rsh、telnet以外は全部捨てた。使いもしないデーモンをボコボコ入れられてもねぇ。r commandも好みじゃないんだけど、xhostの便利さには勝てず、rshだけは入れた。 |
Networking/Admin | tcp_wrappers以外はみんな捨て。個人で使うマシンにanonymous ftpとか入れてどうする気だ(-_-#) |
Networking/Daemons | autofs dhcp nfs-server portmap wu-ftpd 上記以外はみんな捨てた。bindもsquidもノートPCには大きなお世話だ。ノートじゃなくても個人で必要とは思わないけどね。 |
Networking/Development Networking/News |
両方とも捨て。Networking/Developmentがbind-devel1個だけってのはなんなの?(-_-#) |
Networking/Utilities | bind-utils traceroute これ以外は全部捨て。要はnslookupとtracerouteだけあればいいのだ。 |
Shells | zshだけ選んだ。zshに入門しようかと思ってさ。mcもpdkshも使わないから捨て。 |
Utilities/Archiving | 全部選んだ。 |
Utilities/Console | 全部捨て。 |
Utilities/File | sharutilsとtree以外はみんな捨て。 |
Utilities/Printing | mpage1つしか選択肢がない。使いそうもないでしょ?でもこいつを選ばないと、rhs-printfilterが選べないのだ。remore printしかしないつもりではあるけど、一応入れておくことにする。 |
Utilities/System | apmd control-panel glint helptool kernelcfg lpr modemtool printtool procinfo rhs-printfilters taper timetool 上記以外は全部捨て。本当に必須と思うものと、まぁまず使わねぇけどな、というものと混ざりまくりだよ(-_-#) 基本的に、なんたらtoolってのは使ってないんだけど… control-panelもなぁ。使ってないし、だいいち名前が良くねぇよな。 |
Utilities/Terminal | screen だけ選んだ。便利だし、このCOMPAQノートってkonが固まっちゃって動かないのだ。 |
Utilities/Text | diffstat m4 patch これ以外は全部捨て。 |
X11 | xinitrcを選んだ。urw-fontsって何? |
X11/Amusements | xbanner Amusementsに入っているものなんて、何一つ選ばなくてもいいはずなのに、xbannerが実際には必須なんだぜ(-_-#) ひでぇ依存性だよなぁ。xdmを使わないならxbannerなんてディスクで塩漬けなくせに、入れるしかねぇの。なんだかなぁ。 |
X11/Applications | gv ImageMagick netscape-common netscape-communicator xpdf xv これら以外は全部捨てた。gimpだのなんだのは、どうせ日本語化した自前のヤツに差し替えだし、ここで入れても意味なし。 |
X11/Games | 全部捨て。 |
X11/Libraries | gtk+ imlib nls Xaw3d Xaw3d-devel xpm これら以外は全部捨て。gtk+もimlibもxpmも、すぐに自前のパッケージと差し替え確定してるんだが、依存性のために入れておく。 |
X11/Shells | 全部捨て。 |
X11/Utilities | gnome-linuxconf mkxauth Xconfigurator xosview これら以外は全部捨て。でも不思議。X11/Librariesでgnome-coreってのを選ばなくても、gnome-linuxconfは選べちゃったりするんだよなぁ。まぁ使ってみればなにかわかろう。 |
X11/Window Managers | wmconfigだけ選んでおいた。Window Managerは実質何も選んでない。どうせ自前のWindow Makerを入れるんだし。 |
X11/XFree86 | X11R6-contrib XFree86 XFree86-75dpi-fonts XFree86-devel XFree86-libs XFree86-XF86Setup これら以外は全部捨て。 |
X11/gnome | gnome-libs だけ選んでおいた。予定ではこれからGNOMEにハマる計画なので、この辺は今後は変わるだろう。 |
はぁ、長いの〜。
さて、依存性の問題がなければ、このままパッケージのインストールに進む。が、ここで問題が。
コンダラ1号でautofsでCD-ROMをmountし、nfs経由で見ていたわけだけど、パッケージの選択でアウアウやっているうちにdismountされちゃってたんだよね(笑)
普通なら、/auto/cd-romに再アクセスすれば、またmountされて何の問題もないはずなんだけど、RedHatのインストーラってばそういう動きをしないらしい。/tmpだかのあたりにnfs経由でmountしたら、次はそこから読むようだ。
だもんで、パッケージのインストールを始めたはいいが、見付かりませんの嵐だよ。
ブリザガ状態。寒い〜。
しかも、パッケージのインストール前に戻るボタンとか用意されてねぇのよ(泣)
どうしたかって? しかたないからCtrl+Alt+Delで有無を言わさずリブートしたよ(笑) でもって最初っから全部やりなおし。わはははは。
今度はコンダラ1号の方で、rxvtを1個開いてcd /auto/cdromなどとして、timeoutでdismountされないようにしといた。ダッサイ方法だが、設定とか変えるのもバカバカしいしなぁ。
で、今度はパッケージのインストールも無事にすすんだんだけど、apmdのパッケージでエラーが。そういえば、RedHat 5.1の時もこうだった。そのくせ、ちゃんとapmdそのものはインストールされているんだよなぁ。どうせ同じだろうと思って無視することにする。
さて、パッケージの展開が終わると、各種の設定の始まりだ。このCOMPAQノートはスティックなんだけど、普通にGeneric Mouse (PS/2)の、Emulate3 Buttonsを選ぶ。
Xconfiguratorが立ち上がり、X鯖の設定だ。Cirrus Logic のCL-GD7543を使っているので、それを選んで、SVGA鯖がインストールされるのを待つ。
モニタのセットアップはcustomを選ぶ。LCDってうまく設定してくれないもんね。手で設定だ。Extended Super VGA, 800x600 @ 60 Hz, 640x480 @ 72 Hz がちょうどピッタリなので選ぶ。しかし、Extended Super VGAってなに?
VSyncは 50-70で、他はDon't Probeね。VRAMは1Mで、clockchipは選択しない。8bit、16bitとも800x600を選んだ。まぁこれだけでサクッとは動かないかも知れないけどね。
Network Cnfigurationは、すでにPCMCIAで、DHCPな設定になっているので、Keep thecurrent IP configurationを選ぶ。Timezoneはオレゴンは太平洋標準時なので、US/Pacificを選ぶ。Hardware clockには触らなかった。Win95と共存なので、変にGMTとかに設定されてもマズそうだし。
毎回ブート時に起動するデーモンは、atd、nfsfs、sendmail以外は全部選んだ。あと、remote printの設定をしてrootのパスワードを設定し、LiloをMBRに書き込むまでサクサク進む。メモリを80M積んでいるので、Liloのパラメータにmem=80Mを追加する。
fat32のほうのラベルをwin95、ext2のほうをlinuxにし、linuxをdefault bootに設定してLiloをインストールしておしまいだ。
はぁ、やっとリブートだよ〜。フロッピーを抜いてリブートし、無事に立ち上がるか見る。うむ。大丈夫なようじゃな。
さて、login promptが出たぜ。へぇ〜、今度のはApolloっていうのか、などと思いつつ、フンフ〜ン♪とrootのpasswordを入れるが、なぜかLogin incorrectでログインできぬ。何度やってもダメだ。
なにゆえ…
boot diskなんてナメ切ってて作らなかったぞ(笑) どないしょ。ずっと昔のrescuediskでも探してきてムリヤリ立ち上げて直すか…?
などと思っているときに、フと気になることが。試しにCapsLockを押してからpasswordを入れてみると、これがビンゴでLoginできたぜ(笑)
そうか、インストールの時にrootのpasswordを入れるとき、Tabで移動するときか、タイプミスしてCtrl+なんとかで編集したつもりになって、実はCapsLockを思いっきり押してたんだなきっと(大笑い) 急いでpasswordを設定しなおして、何度かLoginできることを確かめる。
pwconvでshadow password化して、今日はおしまい。あとは明日にでもやろう。
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