8/25(月) 幼稚園へGo! パート2
実は昨日の日曜日、SanFranciscoの動物園に行ってきたんだ。コアラがいるんだぜ。ハニーはコアラを見たことないというし、香織も動物園が大好きなんで、連れて行くことにしたんだ。
ライオンの赤ちゃんが産まれたってのがホットな話題で、けっこう盛り上がってた。実際、ネコ好きなオレとしては、ライオンの赤ん坊もむっちゃくちゃ可愛くて、とても楽しめた。帰りにお約束で赤ちゃんライオンのぬいぐるみを買ってきた(*^-^*)コアラはずぅぅぅぅぅぅぅっと寝てるだけだった。
で、今日から香織はまた幼稚園に行くことになった。正規に入学するのは9月2日からなんだけど(9月1日は祝日なのだ)、その前にVisitと言って体験入学、つまり慣らしがあるんだ。で、送っていきましたよ。9時から11時までっつ〜予定で、家でハラハラしていたけど、特に電話もなく、11時に迎えにいくと、先生達はみんな、香織はとってもいい子だったわよ、と口々に誉めてくれた。9月2日からはフルタイムでも平気そうね、と言われて、とっても安心した。
前回の騒ぎで、香織はすっかり顔と名前を覚えられていたんだけど、先生の方から、彼女が英語がわからないだけじゃなくて、私たちも彼女の日本語がわからないから、それも彼女を泣かせてしまった原因だと思う、と切り出された時には恐縮してしまった。
さらに、紙とボールペンを渡され、トイレ関係、食事関係の簡単な日本語(オシッコとかその手の言葉)を英語と日本語の両方並べて書いてくれ、と言われたときには感心してしまったぜ。一生懸命「オシッコ、オシッコ」と発音の練習をして、これで平気か?なんて聞かれて、へぇぇ、と思ったね、オレは。
すごいなぁ、アメリカの幼稚園の先生って。これが逆だったらどうだ?外人の子が1人、英語の通じない日本の幼稚園に入ること自体ほとんどないと思うが、先生はここまで面倒を見てはくれないんじゃないかと容易に想像はつく。英語の幼稚園に行ってくれと、ていよく追い払われるんじゃないか?閉じてるよなぁ日本って。
それと、こっちの幼稚園の人種の多様さもいいね。オレたち日本人は、アメリカでは言って見りゃマイノリティだ。つまり差別される側なのさ。まぁ幸いオレは差別されたことはないが(気づいてないだけかも知れんが)、差別される可能性のある立場で育つってのは、かえっていいかもなぁ、と思う。だってそうだろ?白人の家庭に産まれ特権意識に凝り固まって、何の疑いも持たない両親に育てられれば、当然そういう意識はコピーされるだろう。つまり差別は世襲されていくのさ。
香織は幼稚園で、回りに白人もいれば黒人も、オリエンタルだって中国人、韓国人とよりどりみどりだ。そういう人たちがいるんだな、と何の疑いもなく育っていくだろう。
お幼稚園のお面接のお試験にお合格したんですのよ、オ〜ホホホ、なんて抜かしてるスネオのママみたいな妖怪が一同に会する有名な日本の私立幼稚園に行くよりも、はるかに人格形成にはいいと思うが、どうだろうか。月謝も$300だしな(^-^;)
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