サーバで利用する場合は、以下のパッケージを使用します。
必須。暗号化、復号化、認証等を行うライブラリ類が含まれています。
必須。OpenSSH が使用するディレクトリ、ドキュメント、 および鍵を作成・参照するプログラムとそのマニュアルが含まれています。
必須。sshd と sftp-server、 およびそれらのマニュアルや設定ファイルなどを含んでいます。
sshd の設定ファイルは /etc/ssh/sshd_config です。 デフォルトの設定のままでも sshd の運用は可能ですが、 いくつかの項目について説明します。
とりあげていない項目や詳細については、 sshd のマニュアルを参照して下さい。
使用する SSH プロトコルのバージョンです。デフォルトは、
Protocol 2,1
で、SSH プロトコル 1, 2 両方に対応し、2 を優先する設定になっています。
RSA 鍵および DSA 鍵による認証を行なうか否かの設定です。 デフォルトは、
RSAAuthentication yes
で、鍵認証を行なう設定になっています。
パスワード認証を行なうか否かの設定です。デフォルトは、
PasswordAuthentication yes
で、パスワード認証を行なう設定になっています。 鍵認証しか使わないのであれば、 これを no としてより安全な設定にすることもできます。