[Momonga-devel.ja:00663] Ruby Shim


さくです。

手元で Ruby Shim をテストしています。問題がないようであればcommitするつもり
でいますが、他にも影響があるので説明してみます。

これは Ruby 1.8のフィーチャーのうち、Ruby 1.6上で実現可能なものを集めたもの
で、多数の追加メソッド、1.8で標準附属になるモジュール等を含んでいます。

Momonga の ruby 関連パッケージのうち、Shim(およびRuby 1.8)において提供されて
いるものは、

* ruby-racc のランタイム部分(raccrt)
* ruby-optparse
* ruby-strscan

で、その他にも、dl iconv stringio fileutilsなどが含まれています。

標準添付になるものの使い方はモジュールを個別にインストールした場合と変わり
ません。1.8の新機能は require 'freatures/ruby18' などで使えるようになります。

Shim のテストにあたって、以下のように変更してみました。

ruby-racc     : ruby-racc と ruby-racc-runtime に分割
ruby-optparse : OBSOLETE
ruby-strscan  : OBSOLETE (*)
ruby-rdtool   : req. ruby-racc -> req. ruby-racc-runtime
ruby-tmail    : req. ruby-racc -> req. ruby-racc-runtime
そして
ruby-shim     : prov. ruby-racc-runtime, ruby-optparse, ruby-strscan

(*) shimでは require 'strscan' (C版)のみへの対応でその他のライブラリは含ま
れていないのですが、ruby-rdtool に必要とされている strscan は入っており、
また、以前は ruby-strscan の scanner.rb を使用していた ruby-tmail は現在自
分の持つ scanner.rb を参照しているので、問題ないと思います。

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OZAWA -Crouton- Sakuro                 "DRACO DORMIENS NUMQUAM TITILLANDUS"

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