[Momonga-devel.ja:00187] spec ファイルの検査のためのユーティリティ
- From: Kenta MURATA <muraken2@xxxxxxxxx>
- Date: Thu, 25 Jul 2002 00:35:06 +0900
むらけんです。
新たなパッケージの spec ファイルを記述していると、BuildPreReq
に指定しなければならない hoge-devel 等を見逃してしまう場合があ
ります。それを検証する際に役立つであろうスクリプトを書きました。
tools/printrequires というスクリプトなんですが、Ruby/RPM が必
要です。こいつの実行例は
[muraken@schroedinger pkgs]$ ../tools/printrequires tetex
VFlib2
XFree86-libs
bash
dialog
ed
freetype
glibc
info
libpng
libstdc++
perl
perl-Tk
rpm
t1lib
tmpwatch
w3c-libwww
zlib
こんな感じになります。ズラズラ表示されているのは、パッケージ名
です。コマンドラインで指定された spec ファイルをビルドして生成
されるパッケージの名前は表示しません。printrequires は、コマン
ドラインで指定された名前 (OmoiKondara で指定する名前に相当しま
す) の spec ファイルを読んで、その spec ファイルをビルドして生
成されたバイナリパッケージが、既にインストールされているパッケー
ジのどれに依存しているかを調査して、依存しているパッケージの名
前を表示します。
これをどう使うかですが、例えば上の例で言うと、VFlib2 が表示さ
れています。で、tetex.spec を見てみて VFlib2-devel が
BuildPreReq に指定されていなければ、「これを追加しなければなら
ないかもしれない」と気付けると思います。
printrequires で表示されたパッケージの -devel なもの全てを
BuildPreReq に指定しなければならない*わけではない*という点に注
意してください。
それでは。
# 書いてて思ったけど、あまり役に立たんかもしれん...
--
1024D/2A3FDBE6 2001-08-26 Kenta MURATA (MURAKEN) <muraken2@xxxxxxxxx>
Key fingerprint = 622A 61D3 280F 4991 4833 5724 8E2D C5E1 2A3F DBE6