Momonga Projectは8月19日に「Momonga Linux 4」を公開しました。
Momonga Linux 4へようこそ
いつもMomonga Linuxを使って頂いている方々、ありがとうございます。また、初めてMomonga Linux
にふれる方々、はじめまして。この度、私達が自信を持ってお薦めするMomonga Linuxの最新版である、
Momonga Linux 4をリリースすることができ、非常に喜ばしい限りです。
入手方法
ISOイメージの取得は、近くのミラーサイト
よりお願いします。
配布ISOイメージは以下になります。
`--momonga |-- 1 |-- 2 |-- 3 |-- 4 | |-- SOURCES | |-- SRPMS | |-- i686 | | |-- iso <- i686用ISOイメージ | | `-- os | `-- x86_64 | |-- iso <- x86_64用ISOイメージ | `-- os |-- coMomonga |-- development |-- test `-- updates
今回のトピック
イメージ作成方法の変更
Fedoraプロジェクトの成果物である、Pungiおよびlivecd-toolを使用し
公式iso以外のイメージを作成する事が可能になりました。詳しくは
pungiの使いかたのドキュメント
を参考にしてください。
gcjとSun-Javaの関係について
Mo3で導入したSun-Javaですが、ppc64も対応アーキテクチャとなる事から、
標準のjava実装は、gcjとしjava関連のパッケージを大幅に増やしました。
OpenVZ対応カーネル
OpenVZに対応したカーネルを用意しました。OpenVZは
SWsoft
が提供するVirtuozzoのオープンソース版であり、仮想化の一つの方法です。Xen等に比べ、実際にメモリが
必要になるまではメモリが使用されないため、メモリ使用効率がよく、たくさんのサーバを集約
する事が可能になっています。エンタープライズでよく利用されています。
最新のWebフレームワークを採用
Ruby on Railsを始めとするWeb2.0なサイトを作成するためによく使われているWebフレームワークを
多数採用しました。
Momonga Linux 4の特徴
対応アーキテクチャ
i686およびx86_64: 同時リリース
ppc64(PS3): 遅れる見込みです。
coLinux
Momonga Linux 4(i686およびx86_64版)のリリース後、数ヵ月以内に作成予定。
Live DVD
Momonga Linux 4(i686およびx86_64版)のリリース後、数週間以内に提供予定。
GNOME
相変わらずの安定指向でGNOME 2.18.3を提供しております。
KDE
ストレスフリーで、使って楽しいデスクトップを目指しました。
Compiz Fusion
3Dデスクトップ環境のCompizとBerylが統合された「Compiz Fusion-0.5.2」を収録。
最新の3Dデスクトップ環境を利用できます。
言語設定について
Momonga Linux ではシステム全体の言語を設定しないため、日本語環境で利用するには、初回ログイン時に
gdm の Language で、
Japanese (UTF-8)
を指定する必要があります。
Japanese (EUC-JP)
の使用も可能ですが、ファイルマネージャやアプリケーションによっては一部機能が EUC-JP に対応して
いません。
よって、特別な事情が無い限り UTF-8 での利用を推奨します。
謝辞
Linus氏をはじめ、オープンソースコミュニティーの開発者の皆様の成果を利用させて頂いています。
また、応援していただいている皆様、Momonga Linuxのユーザの方々に感謝いたします。